| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | モニタリング調査 | ・カワウの胃内容物調査 1,093千円(1,673千円)
カワウを捕獲して胃の内容物を取り出し、痕跡から魚種を判別してその重量割合を調査、被害額推定のための資料とする。 | 2,004 | 2,519 | |
・カワウ生息実態調査 911千円(846千円)
県内のカワウのねぐら等の生息羽数を各季節で調査し、個体群の規模や季節変化を調査する。 | 新たに確認された繁殖地を調査地に追加 |
(参考)
・河川の飛来数調査(※水産課実施)
河川への飛来状況を調査し、発生個所や発生時期等の確認を行い、被害額推計等に活用する。 | |
2 | 捕獲・被害抑制対策 | 2,171千円(3,916千円)
・営巣地での効果的な捕獲と捕獲者への技術研修会の実施
殿ダムで新たに確認されたコロニーは地上からの捕獲が困難な場所であるため、専門家により営巣地からカワウを拡散させず、他の場所で新しい巣を作らせないようにする特殊な方法でカワウを春の産卵期に捕獲し、効果的な個体数調整を図る。
・併せて近隣河川で飛来数調査を行い、捕獲の効果と影響を確認する。また、他の繁殖抑制対策なども検討する。
・また、殿ダムの営巣地は、足場の確保が困難な場所でシャープシューティング(※)を行うことが必要なため、県内の狩猟免許保持者を対象に安全対策を含めた捕獲技術研修会を再度行う。
※シャープシューティングとは繁殖地で個体の他所への拡散を防ぎながら、繁殖個体を駆除していく方法。繁殖個体を減じることで、次世代の羽数も抑制する。 | 2,171 | 3,916 | R2年度は湖山池で専門家によるシャープシューティングと、カワウの拡散防止に重点を置いた研修を実施しており、次年度は殿ダムが足場の確保が難しい場所であり、見本を兼ねた有識者によるシャープシューティングと、安全対策と狙撃技術の研修を行う。 |
(参考)
・漁場における追い払い対策(※水産課実施) | |
3 | カワウ対策検討会の開催 | 316千円(56千円)
・「カワウ被害対策指針」における対策の実施状況や生息状況等について、学識経験者、漁業関係者、猟友会、県民等と意見交換を行い、対策の効果検証及び今後の対策等について検討を行う。 | 316 | 56 | |
合計 | 4,491 | 6,491 | |