1 事業の目的・概要
県内の主だった河川のプラスチックごみの汚染実態を把握することにより、鳥取県におけるプラスチックごみ対策に有用な基礎的データを収集する。
2 主な事業内容
(1)河川水中のプラスチックごみ調査
・河川を漂流するプラスチックごみを採取し、河川水中のプラスチックごみ量を測定する。
(2)河川敷の散乱ごみ実態調査
・河川敷に散乱しているごみを回収し、散乱ごみ中のプラスチックごみ量を測定する。また、回収したプラスチックごみを品目ごとに分類し、形状、色調、素材判別結果等からその発生由来を推定する。
3 背景
海洋プラスチックごみが国際的な問題となっており、沿岸部の漂流プラスチックごみや海岸漂着ごみについては調査が実施され、実態把握が進んでいる。一方で、海洋への排出源である河川のプラスチックごみについては全国的にも十分な調査がなされておらず、県内の実態も把握されていない。
4 事業の必要性
鳥取県におけるプラスチックごみ対策の施策の推進や、施策の評価を行うためには、県内河川のプラスチックごみの実態を把握し、発生由来を推定することが必要である。
5 事業費
単位(千円)
内訳 | 内容 | 要求額 |
委託費 | 河川敷の散乱ごみ調査(回収・分類) | 1,340 |
普通旅費 | プラスチックごみ関連研修等参加のための旅費等 | 59 |
需用費 | 調査に用いる資材・商法品等 | 138 |
合計 | | 1,537 |