これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〔事業目標〕
様々な背景を持つ児童生徒が抱える課題に対し、福祉の専門知識等を有するSSWを活用した対応の充実を図る。
・SSWの市町村教育委員会への配置を助成する。
・関係者との連絡協議会や人材育成及び資質向上のための研修会を実施する。
・スーパーバイザーを配置し、SSWに対して適切な援助を実施する。
〔取組状況〕
上記目標を実施したうえでのSSWの活動により、学校と関係機関との連携体制及び教職員等にもスクールソーシャルワークの考え方や視点の理解が進み、浸透につながっている。
〔改善点〕
スクールソーシャルワーカースーパーバイザーの勤務時間数増により、
・市町村配置のSSW、県立学校配置のSSWに対して、より効果的に丁寧な助言等を行う。
・SSWのみならず、配置している市町村教育委員会担当者等への助言により、地域で子どもたちを見守る素地づくりを目指す。
これまでの取組に対する評価
○児童生徒の課題解決には家庭環境にも支援を広げていく必要があり、スクールソーシャルワーカーの存在は大変重要である。
○スクールソーシャルワーカーの活動により、学校と関係機関との連携体制及び教職員にもスクールソーシャルワークの考え方が理解されつつある。
○平成26年度から開催している「SSW育成研修」により、有資格者(社会福祉士及び精神保健福祉士)の採用がある。
*平成28年度5名、平成30年度2名、令和元年度なし。
○学校において、スクールソーシャルワーカーの活用等を含めた教育相談体制をさらに充実させる必要がある。
〇スーパーバイザーの勤務が令和2年度から週25時間(前年度まで週20時間)となり、深刻な事例等への助言もしっかりとできるようになった。