これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(タブレット型端末活用全体)
・各校でのタブレット型端末の有効活用を促進するため、平成28年度には、簡易操作マニュアルを作成し、全校に配布した。
・平成29年度からは、今後の活用のヒントとしてもらうため、各学校の取組をまとめた「事例集」を作成し、全校に配布している。
(鳥取湖陵高校)
・1人1台のタブレット型端末をSHRの連絡から授業、家庭学習をとおして実践し、学力向上に取り組んでいる。また、特別支援学校の生徒とともにタブレット型端末を活用した授業に取り組んでいる。
・平成29年度からは、総合学習支援ソフトを導入するとともに、教員用タブレット5台を配布し、朝のショートホームルームの情報伝達から各授業、家庭学習、生徒・保護者と学習履歴の活用を統合的、系統的に実施している。
(倉吉東高校)
・令和元年からモデル校としてBYODによるGoogle G Suiteを導入。生徒とのコミュニケーション、課題の配信、個別最適化学習等の取組を実践。
これまでの取組に対する評価
(タブレット型端末活用全体)
・コロナ禍の影響により、これまでとは異なったICT活用方法に気付くこととなり、今後1人1台端末となることを見通した教員の活用能力の向上が必要。
(鳥取湖陵高校)
・他の学校の推進モデルとして、授業実践例を多数HPにアップし、研究授業、学校訪問を受け入れ、多くの学校に情報を提供することができた。
・生徒の家庭学習時間が増えるなど、授業に対する意欲が向上している。
・各アプリで行っている学びの展開を、総合支援アプリを用いることで調査研究を進めていき、県の推進モデルを目指す必要がある。
(倉吉東高校)
・令和2年のコロナ禍では、倉吉東の早期実践を事例にすることで、全県立高校に対して早急なGoogle G Suiteの導入が可能となった。