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令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

鳥取和牛ブランド強化対策事業

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農林水産部 畜産課 肉用牛振興・遺伝資源管理担当 

電話番号:0857-26-7290  E-mail:chikusan@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 4,825千円 792千円 5,617千円 0.1人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 2,868千円 787千円 3,655千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,825千円  (前年度予算額 2,868千円)  財源:国庫・基金 

事業内容

1 事業の目的・概要

平成29年に宮城県で開催された第11回全国和牛能力共進会(以下「全共」という。)での肉質日本一を契機に、県内外の卸売り業者に鳥取和牛のブランド強化を図ってきた結果、鳥取和牛指定店及びオレイン55指定店数も増加してきている状況となっている。さらに鳥取和牛のブランド強化のために、最も全国が注目する東京市場への出荷頭数の増加および鳥取和牛の枝肉共励会の開催への支援を行う。

2 主な事業内容

・鳥取和牛の東京市場への出荷頭数増加を支援する。

    ・東京市場で開催される大規模共励会の開催、出品を支援する。
    ・条例制定にともない、東京市場で新たに開催される特定種畜の枝肉共励会の開催、出品を支援する。            
    (単位:千円)
    区分
    事業内容
    実施主体
    事業費
    要求額
    補助率
    備考
     「鳥取和牛」  販売拡大対策 東京市場出荷支援【東京市場出荷支援】

    東京食肉市場への肥育牛の出荷にかかる経費(運賃、旅費など)を助成

    新規で東京出荷を行う牛に対しては初年度に限り運賃を全額補助

         JA
    4,680
    2,340
    1/2
    拡充
    【東京市場で開催される大規模共励会への参加支援】

    東京食肉市場で開催される全農共励会や全国肉用牛枝肉共励会、新たに開かれる特定種畜共励会への肥育牛の出荷にかかる経費(運賃、旅費)を助成

    2,970
    1,485
      1/2
     県内外で開催する共励会開催支援
    【共励会開催に係る経費への支援】  (盾・賞状作成・衛生食品等) 鳥取県牛肉販売協議会
         500

      500

    定額
    【東京市場で鳥取和牛の共励会を開催することの支援】

    (盾・賞状作成・衛生食品等)

    鳥取県牛肉販売協議会
    500
    500
    定額
    (委託)
    新規
    合計
    8,650
    4,825

3 背景

・東京市場への出荷成績は上物率が95%以上で販売単価も市場平均を上回る単価で取引されており、鳥取和牛の品質は高く評価され、卸売り業者の引き合いも強い。
・しかし、東京都内の飲食店で鳥取和牛をメニューとして常時取り扱ってもらうためには、年間1,000頭の出荷量が欲しいと言われている。令和元年度の出荷頭数は155頭であり、目標には程遠い。
・出荷量を増頭するため、それまで毎月10頭ずつ出荷だったものを、令和2年1月より奇数月に20頭、偶数月に10頭と変更し、少しずつではあるが東京の卸売り業者の要望に対応するために出荷頭数を増やす取り組みを行っているところ。
・今後の目標として毎月20頭を出荷できるように、これまで東京に出荷してこなかった生産者も取り込んで、東京出荷の輪を拡大することが必要だと考えている。東京出荷頭数を増加するため、新規出荷者への支援を拡充していきたい。
・さらに、東京でのさらなる鳥取和牛のPRのためにも枝肉共励会を開催することは重要であり、新たに制定された「鳥取県産和牛の保護及び振興に関する条例」の周知のためにも、特に特定種畜の枝肉共励会を行い、鳥取和牛の価値をアピールし、鳥取の和子牛市場の購買誘致を促すことは必要だと考えている。

4 予算比較

                                                                                  (単位:千円)

区分R03年度要求額R02年度要求額増減額増減理由
東京市場出荷支援3,8252,8051,020東京市場出荷頭数を増やすため、新規出荷者に対する支援を拡充
県内外で開催する
共励会開催支援
1,000515485新規に東京市場で鳥取和牛の枝肉共励会を開催する分の支援を拡充
合計4,8253,3201,505

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○東京市場の出荷を令和2年1月から奇数月は20頭(通常10頭)に出荷頭数を増やしている。

○H31年度は、鳥取和牛の取扱店を146から155に店舗増加させることが出来た。

〇H31年度は初めて東京市場で鳥取和牛だけの枝肉研究会(20頭)を開催できた。

これまでの取組に対する評価

○平均単価を上回る単価で取引されていることから、鳥取和牛は東京でも高評価されている。

○東京出荷の運賃助成で、東京に出荷しやすいという生産者も多く、出荷頭数を増やせている要因となっている。

〇東京出荷の実績が認められて、全国肉用牛枝肉共励会の出品枠を1頭与えられた。出品牛BMS12であり、全国に鳥取和牛の良さをアピールできた。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,868 1,434 0 0 0 0 0 1,434 0
要求額 4,825 0 0 0 0 0 0 2,413 2,412