これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・平成27年4月に鳥取和牛振興戦略基金を設置。
・県有種雄牛精液販売収入、種雄牛貸付料（※）を財源としている。
※県種雄牛「福増」と「礼美茂」を一般社団法人家畜改良事業団に貸し付けている。
・平成28年1月から「百合白清２」精液を県外に販売。同年3月から「百合福久」「平白鵬」精液を県外に販売。
・造成した基金は、鳥取和牛の振興にかかる事業に充当。
年々基金充当の事業が増えており、基金の維持は喫緊の課題となっている。
＜平成27年度＞
・鳥取和牛振興総合対策事業（高能力子牛特別導入支援、新規参入 特別支援）
事業実績：7,297千円
＜平成28年度＞
・鳥取和牛振興総合対策事業（増頭にかかる雌牛導入支援、改良更新 にかかる雌牛導入支援、肥育素牛導入支援）
・畜産試験場家畜防疫体制強化事業
事業実績：107,056千円
＜平成29年度＞
・鳥取和牛振興総合対策事業
・鳥取和牛緊急増頭対策事業
・鳥取和牛ブランド強化対策事業（東京市場出荷支援、「鳥取和牛」販 売拡大対策）
・県優良種雄牛造成事業（直接検定牛購入、後代検定用牛づくり等）
事業実績：174,613千円
＜平成30年度＞
・鳥取和牛振興総合対策事業
・鳥取和牛緊急増頭対策事業
・鳥取和牛ブランド強化対策事業
・県優良種雄牛造成事業
・次世代種雄牛造成スーパー雌牛導入事業
・牛の精液供給事業（畜試）
事業実績：190,313千円
＜令和元年度＞
・鳥取和牛振興総合対策事業
・鳥取和牛緊急増頭対策事業
・鳥取和牛ブランド強化対策事業
・県優良種雄牛造成事業
・第１2回全共出品対策事業
・「和牛王国とっとり」推進事業（食のみやこ推進課）
事業実績：227,094千円
＜令和2年度＞
・鳥取和牛振興総合対策事業
・鳥取和牛緊急増頭対策事業
・鳥取和牛ブランド強化対策事業
・県優良種雄牛造成事業
・次世代種雄牛造成スーパー雌牛導入事業
・第12回全共出品対策事業
・牛の精液供給事業（畜試）
・鳥取和牛遺伝資源管理・活用システム導入事業
・鳥取県産和牛の保護及び振興事業
年々基金充当の事業が増えてきており、基金の造成と運用のバランス調整が難しくなってきている。
これまでの取組に対する評価
・これまでの積立額は、
平成２７年度： ９，８１４千円
平成２８年度：１８７，７４０千円
平成２９年度：２０７，３２２千円
平成３０年度：２４９，７６０千円
令和元年度： ２６０，９２９千円
令和２年度： ２２８，９１８千円
と推移してきており、鳥取和牛の振興にかかる事業に充当できている。