現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 農林水産部の国際的視野を備える農業人材育成事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業大学校費
事業名:

国際的視野を備える農業人材育成事業

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農林水産部 農業大学校 教育研修担当 

電話番号:0858-45-2411  E-mail:nogyodaigaku@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 4,517千円 3,168千円 7,685千円 0.4人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 3,338千円 3,148千円 6,486千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,517千円  (前年度予算額 3,338千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 農産物市場のグローバル化が進む中、国際感覚を備える農業人材の育成を図るため、食の安全、労働安全、環境保全を確保する国際水準手法グローバルGAPの知識習得と実践を目指す。

     卒業後に生産部等組織を牽引することができる人材を育成するとともに、あわせて本校が実践のモデルとなり認証手順を公開することで、農大教育にとどまらず県下全域への普及を図る。
     また、認証を受けている日本ナシを海外物産展へ出品することで、海外販路拡大の体験を通して、さらなる知識の醸成を図る。

    区分
    品目
    担当コース
    備考
    継続
    白ネギ
    果樹コース
    令和2年度:新規
    新規
    花壇苗
    花きコース
    注)GAP(Good Agricultural Practice):農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みをいう。

2 主な事業内容

(単位:千円)
項目
事業内容
対象者
予算額
学生教育支援事業グローバルGAPの基本理念、知識、実践における留意点等について、座学や実習を通して学ぶ
【実施回数】年12回
養成課程1年全員
1,740
グローバルGAP認証取得第三者機関による認証審査の実施
【継続】1件(白ネギ)
【新規】1件(花壇苗)
野菜コース
花きコース
1,033
設備等整備事業認証に向けて必要とされる消耗品等の整備及び各種検査の実施野菜・花き・果樹コース
1,162
海外物産展への出店県主催の海外物産展へ日本梨を出品し、試食宣伝を行う果樹コース
582
合計
4,517

3 背景

○平成30年度から生産工程管理(GAP)の講義を新設し、知識習得と実践を開始した。
○平成31年には日本梨で県内初のグローバルGAPを取得し、令和元年度は継続認証を取得した。
○令和2年度は日本梨での継続認証と、白ネギの新規取得を目指し、12月3日に認証審査を予定している。

4 前年度からの変更点

○日本梨の海外物産展への出店及び試食宣伝
 令和2年度には本県主催で実施されている台湾等での物産展に参加し、現地で試食宣伝を行う予定であったが、コロナ禍の影響により、断念した。令和3年度の実施を目指す。
○花壇苗の新規取得
 野菜コースの白ネギでの認証取得に加え、花きコースの花壇苗で認証取得を目指す。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

令和元年度は日本梨のグローバルGAPの認証を2年連続して取得し、白ネギの本年度認証に向けて模擬審査を受けた。
令和2年度は二ホンナシと白ネギの認証取得を目指すが、全校的な取り組みにするため、R6年度までに各コースが2年ずつグローバルGAPの認証を取得する計画を立てた。
令和3年度は、野菜コースと花きコースでの認証取得を目指す。

これまでの取組に対する評価

2年間グローバルGAPの認証を取得した果樹コースは、全員が入学時から認証を取得した環境下で作業をすることとなり、GAPに関する活動を日常的に行えるようになった。
今後、2年間ずつ各コースが認証取得を目指すことにより、GAPの取り組みに関して意識の高い学生が多く育成されることが期待できる。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,338 0 0 0 0 0 0 0 3,338
要求額 4,517 0 0 0 0 0 0 0 4,517