(1) 山腹水路・ため池防災対策
県・市町村・施設管理者が、山腹水路の現地調査等を行い、施設の適正な管理、防災体制の整備を図る。
(2) 農村防災体制サポート協議会運営事業
農村防災体制サポート協議会(事務局:県、会員:県、市町村、県土連、専門技術者、サポートメンバー)が行う以下の事業
〇災害復旧技術向上研修会の実施
早期復旧のために、迅速に災害復旧事業に対応できる技術の習得。
【要求額:32千円】(R2:32千円)
〇専門技術者及びサポートメンバーの派遣
以下の場合に、市町村や施設の管理者からの要請に基づき派遣を行う。
・大規模災害時に、当該市町村の職員だけでは初期対応(被災状況の把握等)が困難な場合。
・災害発生時の緊急点検時に該当市町村の職員・管理者だけでは被災状況の把握が困難な場合。
農業用ため池総数:1,164か所
防災重点ため池:320か所
山腹水路:414か所 等
【要求額:300千円】(R2:528千円)
【要求額計】 332千円(R1 560千円) (県10/10)
※財源 鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金の運用益及び繰入
(3) 県管理施設防災体制整備
県が管理する地すべり防止区域及び海岸保全施設の実態を把握し、市町村と連携し適正な維持管理体制を構築する。
〇施設の機能診断及び長寿命化計画(個別施設計画)の策定
点検、機能診断により地すべり施設及び海岸保全施設の実態を把握し、施設の保全管理に向けてのストックマネジメントサイクル確立のため個別施設計画を策定する。
〇緊急補修
長寿命化計画策定に基づき計画的に補修・点検を行う。令和3年度について緊急的に補修・修繕を行う必要があるものについて対策を行う。
県保有施設の不具合箇所のうち、緊急的に補修・修繕を行う必要のあるものについて対策を行う。
項目 | 内容 | 要望額 |
土砂撤去 | 排水ボーリングの流末水路の土砂撤去 | 200千円 |
流末対策 | 流末処理管補修 | 200千円 |
雑木伐採 | 地すべり防止施設付近の雑木伐採 | 200千円 |
合計 | | 600千円 |
【要求額:600千円】(R2 9,146千円)
〇施設保全管理
地すべり防止施設の日常点検等で判明した小規模な不具合について、すみやかに補修し、地すべり防止施設の機能を保全する。
【要求額:500千円】(R2 500千円)