これまでの取組と成果
これまでの取組状況
公共事業を行うための用地取得業務を円滑に進めるため、以下の事業を実施した。
1 鳥取県収用委員会の運営
裁決申請事件「鳥取都市計画道路事業3・5・3美萩野覚寺線」 の裁決を行った(2件:5月21日、6月18日)。
2 登記推進事業
事業施行中に判明した河川内の私有地(未登記の土地)について、速やかに用地買収を行うことができた(726.61u)。
3 用地管理費
保守業者に通常の保守管理に加え、民法改正により創設された配偶者居住権に係る補償及び治山事業の損失補償のほか、各用地課の業務効率化のための各種システム改修を行った(9月30日)。
4 国有地等管理事業
海浜地として行政目的を失った国有地を米子市へ譲与した(101.19u:7月15日)。
5 鳥取県土地開発公社の運営
国土交通省倉吉河川国道事務所の依頼を受け、一般国道9号(北条道路)の用地関係業務のうち契約書の作成及び支払業務を受託して契約締結を行い(9月18日)、事業実施に向けた環境を整備した。
これまでの取組に対する評価
各種事業の実施により、円滑な用地取得に寄与することができた。
なお、鳥取県収用委員会では、今後、年度末に「国道313号道路改築工事(倉吉関金道路)及び県道仙隠岡田線道路改築工事(北野バイパス)」の裁決申請が想定されており、引き続き、起業者と申請や審理に向けた調整を行う必要がある。