高齢者が身近な場所でICTを気軽に学び使用することで、遠くに住む家族とコミュニケーションが可能になるなど、新しい生活様式における高齢者の社会参画・地域とのつながりを保つことができ、独居高齢者への見守り支援にも繋がる。
老人クラブと連携してICT活用教室を開催し、地域の仲間同士で、機器の使い方や、親しい人・遠方の家族とコミュニケーションを取るウェブ会議ツールの使い方を高齢者同士で教え合い、さらに教室参加者の中からシニアIT講師になっていただき、シニアバンクに登録して、地域の中で伝達していただくなど自立的にICTを学び合える仕組みを構築する。
【予算要求内容】
高齢者を対象としたICT教室開催を県老人クラブ連合会へ委託
(委託料)
【取組例】
(1)老人クラブ・民間のパソコン教室と連携してICT活用教室を開催し、地域のシニアICT講師を育成し、仲間同士で教え合える環境を整備する。さらにシニアICT講師の方にシニアバンクに登録していただき、地域の方が気軽に講師を依頼して教室で教え合える仕組みを構築する。
(教室の主な内容)
・スマートフォン・タブレット等の機器の使い方
・防犯、防災、感染症関連のアプリ等の設定
・LINE等の連絡用ツールの使い方
・ZOOM等のウェブ会議ツールの使い方
・ネットトラブル解消について
(2)ZOOMなどを使ったオンラインによる各種教室開催支援
作業療法士会を講師として各家庭のタブレットをつないで脳トレ教室を開催 |