現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 地域づくり推進部の「古伯耆物」日本刀とたたらの里活性化推進事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:文化財保護費
事業名:

「古伯耆物」日本刀とたたらの里活性化推進事業

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地域づくり推進部 文化財課 文化財担当 

電話番号:0857-26-7937  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 2,381千円 2,376千円 4,757千円 0.3人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 3,589千円 2,361千円 5,950千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,381千円  (前年度予算額 3,589千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

令和2年3月に策定した『鳥取県文化財保存活用大綱』に示した、鳥取県を代表する12の関連文化財群とストーリーに基づくアクションプランにつながる事業と位置づけ。

    平成29年度から、鳥取県中西部を中心に伯耆国「大山開山1300年祭」事業を展開し、プロジェクトの1つでもある「『大山』の恵みを感じるプロジェクト」では、「日本刀」、「たたら」をテーマに大山の歴史・文化を発信してきた。

     また平成29年、春日大社が所蔵する太刀に「古伯耆物」があることが判明し大きな話題となった。これを受け、知事が春日大社を訪問し花山院宮司と面談する中で、春日大社と県が連携して「古伯耆物」の顕彰を推進することとし、『名刀「古伯耆物」日本刀顕彰連合」を設立(平成30年2月14日)。

     さらに令和元年12月28日から春日大社において『最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展』が開催され、鳥取県も展示やイベント開催などに協力をしてきた。

     こうした流れを受け、令和2年度には日南町美術館において『古伯耆物の系譜〜伯耆における刀剣の歴史〜』を開催し、県内の方々にも知っていただく機会を設けることができた。

     来年度も展示、フォーラム等イベント、調査を県立博物館や西部観光商工課、日野振興センターなど県関係機関や市町村、さらに春日大社と連携して実施し、鳥取県のたたらと刀剣を主とした歴史・文化を知っていただくための情報発信等を行う。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
普及啓発事業刀剣専門家、刀剣女子による日本刀の魅力を語るフォーラムの実施
622
2,065
展示については県立博物館に委ね、連携事業としてフォーラムを実施
調査研究事業印賀鋼、古伯耆物等刀剣類の分析及び調査
1,759
1,524
玉鋼等分析資料を増加
合計
2,381
3,589
【関係機関との連携】
    R1.12.28からR2.3.1まで春日大社で「最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展」を開催し、本県も春日大社・関係市町村と古伯耆物顕彰連合を組織し、展示への協力のほかイベント実施などで連携を図った。

    今年度においても、西部地区での普及啓発事業については、西部総合事務所地域振興局、及び日野振興センター日野振興局と連携し、日野・日南両町などとたたら関連ツアーの実施などを行った。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○事業目標
県内における刀剣・たたらに関する周知を広めるとともに、その基礎となる調査等を進め情報収集しながら現況を確認し、保存と活用につなげる。

○取組状況
・刀剣・たたらに関する展示を実施し、多くの集客があった。
・社寺が所蔵する資料を調査し、刀剣類の鑑定をするとともに、保存状況との確認をしている。
・たたら関連資料の理化学分析を実施し、材質や出来具合、制作技法等について検討するなど、県内におけるたたら生産の特質について調査を進めている。

これまでの取組に対する評価

・名刀「古伯耆物」日本刀顕彰連合を中心に、県関係機関や中西部の市町村、観光関係団体、民間団体等様々な部署と連携し事業を進めることができており、たたら・刀剣を活用した地域振興につながっている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,589 0 0 0 0 0 0 0 3,589
要求額 2,381 0 0 0 0 0 0 0 2,381