現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 地域づくり推進部の第19回とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)開催事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

第19回とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)開催事業

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地域づくり推進部 文化政策課 文化芸術担当 

電話番号:0857-26-7134  E-mail:bunsei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 53,436千円 792千円 54,228千円 0.1人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 50,177千円 787千円 50,964千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:53,436千円  (前年度予算額 50,177千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

とりアート事業の実施を通じて、全ての県民が文化芸術に理解と親しみを持ち、自ら取組むことで、心豊かで満ち足りた生活を送ることが出来るようになることを目指し、そのために必要となる文化芸術の人材育成を広範に行うことを目的とする。

    また、障がい者と健常者との交流や触れ合いが盛んに行われることにより、お互いを尊重して支え合いながら生きていく共生社会の実現を目指す。
    [背景]
    • 平成14年度に県内で開催した「国民文化祭とっとり」の成果を継承・発展させるため、県民自らの文化芸術の祭典として、平成15年度から『とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)』を開始。
    • 平成26年度の「第14回全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会」の開催を契機に、文化芸術による共生を図るため、障がい者団体の更なる参画を促進。

2 主な事業内容

(1)事業内容  ◆鳥取県総合芸術文化祭開催事業補助金【23,638千円(22,803千円)】
 ○補助対象者 鳥取県総合芸術文化祭実行委員会
 ○補助対象経費 第19回とりアート開催に必要な経費
 ○補助率 10/10
◆鳥取県総合芸術文化祭実行委員会事務局運営費補助金【29,798千円(29,798千円)】
 ○補助対象者 (公財)鳥取県文化振興財団○補助対象経費 実行委員会事務局の運営に必要な経費
 ○補助率 10/10
(  )は前年度予算額
区分
事業名
概要
メイン事業
4,379千円(4,824千円)
県内の様々な分野の文化活動主体の協働により、良質で創造的な舞台作品等を提供。(例年、2年の準備期間を設けた3カ年の計画で実施)
  • 令和3年度メイン事業は過去のメイン事業公演を別地区で再演(令和2年度に予定していた再演事業が、新型コロナウイルス感染症の影響により令和3年度に延期になったもの)※新型コロナウイルスの感染状況によっては、開催方法を検討する
  • 令和4年度メイン事業の制作準備を行う
開催事業費人材育成事業  
946千円(946千円)
文化芸術活動を持続的に向上・発展させるのに必要な多様な人材を多様な手法により育成。
  • 指導者のスキルアップ研修の開催
  • 子ども等を対象としたワークショップの開催
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、開催方法を検討する
23,638
 千円
各地区企画運営事業9,810千円(9,810千円)東部・中部・西部の各地区の特色を生かし、地区ごとに誰もが気軽に文化芸術に親しむことができる事業を実施。地区委員会自主事業及び公募事業を県内3地区で開催。
【主な内容】
  • フリースペースイベント
  • ステージイベント
  • ワークショップ、展示
  • 障がい者団体と連携した企画
  • 食ブース 等
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、開催方法を検討する
広報費・運営事務費
8,503千円(7,223千円)
とりアート事業全体の広報を実施。
  • ポスター、ちらし、情報誌、新聞広告等
  • ホームページによる情報発信
  • 実行委員会、事務局運営経費(会議費、旅費・謝金、保険料等)
運営費(人的要求)
29,798
 千円
事務局人件費 
29,798千円(29,798千円)
とりアート実行委員会事務局(本局及び各支局)職員に係る人件費
  • 正職員5名、非常勤職員1名
53,436千円(52,601千円)


(2)推進体制 
◆実行委員会・地区委員会
名称
役割
幹事会
事業計画、予算の決定
メイン事業部会
メイン事業の企画調整等
人材育成部会
次世代を担う文化活動者の人材育成等
広報部会
事業広報の戦略の作成及び実施、各種PRイベントの実施等
各地区企画運営委員会
東部・中部・西部各地区事業の企画運営

3 前年度からの変更点

〇広報費にホームページ制作委託料を計上
現在のホームページは構築から10年が経過し、スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末に対応したデザインとなっていない。また、とりアート参加事業主催者側が操作をしてイベント情報を登録できるイベントカレンダーのような機能を新たに盛り込む等、新しい取組みに対応した情報発信を行うためホームページの再構築を行う。

 


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成14年に開催した国民文化祭の成果を継承発展させるため、県民自らの手による文化芸術の祭典として15年から実施している。平成21年から愛称を「とりアート」としてロゴマークを作成、活用している。
・推進体制としては、県内の文化芸術活動者、鑑賞者、学識経験者、マスコミ関係者、教育関係者、行政等の委員及び各地区企画運営委員会の代表者で構成する実行委員会(幹事会・メイン事業部会・人材育成部会・広報部会を設置)、東部・中部・西部各地区企画運営委員会を設置し、各事業の円滑な推進を支援している。
・平成27年度から、文化芸術による共生を図るため、更なる障がい者団体の参画を促進している。
・メイン事業については、平成29年度から県内へ広く企画案を募集する「県民公募型」とし、より県民が実施する芸術文化祭になるよう見直しを行った。
・メイン事業の企画審査の公正性を高めるため、これまで企画選定・審査をメイン事業部会で行ってきたが、令和元年度からは公募による3名審査員で構成する審査会において企画選定・審査を行うこととした。
・「アートピアとっとり行動指針」の策定を受け、令和元年度から東部地区事業のステージイベントにおいて手話同時通訳を取り入れた。

これまでの取組に対する評価

・各地区企画運営委員会主催事業では、県民に気軽に文化芸術に親しみ触れてもらう機会の創出、多様な文化芸術の鑑賞や体験の機会を提供し、文化芸術の振興を図った。
・平成23年度より、メイン事業実施に2ヵ年の準備期間を設けることにより、良質で創造的な舞台作品等の鑑賞機会を提供することが出来た。
・平成24年度より事務局を県から(公財)鳥取県文化振興財へ移管し、名実ともに県民でつくりあげる総合芸術文化祭とした。
・令和元年度に「県民公募型」を導入し、初めて実施されたメイン事業では、事前のワークショップを展開した中で県民とともに制作する手法をとり、文字どおり県民により作り上げる公演となった。公演内容も従来の舞台公演とは違う新しい取組みに対し、アンケート満足度が高く好評だった。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 50,177 0 0 0 0 0 0 0 50,177
要求額 53,436 0 0 0 0 0 0 0 53,436