これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
「鳥取県産業振興未来ビジョン」の目標に貢献できる産業に成長させる
(令和4年度目標)
「とっとり宿泊予報プラットフォーム(仮称)」(AI・IoT利活用による宿泊需要予測システム)導入検討事業者数 20社
<取組状況・改善点>
〇観光産業の「AI・IoT活用による需要予測システム」研究事業費
・令和2年度当初予算において、宿泊業の生産性向上を目的に、ビッグデータを活用した需要予測システムの開発事業費を計上した。新型コロナの影響により着手が遅れ、令和3年度に実際の開発等を進めている。
○観光DX研究会
・令和3年9月、デジタル化による観光産業の生産性を向上させる取組を進めるため、旅館・ホテルをはじめとする観光産業関係者の参画を得て「観光DX研究会」を設置した。
・研究会には、「とっとり宿泊予報プラットフォーム(仮称)」(AI・IoT利活用による宿泊需要予測システム)の開発・実証を行う「需要予測WG」、宿泊業の基本的なデジタル化に取り組む「デジタル化WG」を設けて取組を進めている。
これまでの取組に対する評価
○観光DX研究会のうち、需要予測WGでは、宿泊事業者の稼働率向上による収益性改善に向けて、「とっとり宿泊予報プラットフォーム(仮称)」(AI・IoT利活用による宿泊需要予測システム)の開発・実証を通じて精緻な宿泊需要予測を行う取組を進めており、令和3年度内に完成する見込みである。
○デジタル化WGでは、宿泊事業者の基本的なデジタル化の遅れを解消するため、「キャッシュレス化」、「顧客管理システム等のデジタル化」の具体的な導入策の検討に取り組むこととし、令和3年9月には先進デジタル化事例を学ぶオンラインセミナーを開催した。
○特に「とっとり宿泊予報プラットフォーム(仮称)」(AI・IoT利活用による宿泊需要予測システム)は大きな話題を呼び、県外からも注目されている。新型コロナで特に大きく棄損した観光産業のうち、雇用吸収力が高い宿泊業の経営改善に資することを目指して導入推進を図る。