〇 令和3年4月に策定・公表した「鳥取県産業振興未来ビジョン」の推進に向け、県内中小企業や支援機関の参画を得て「脱炭素技術研究会」を立ち上げた。研究会内には「エコカー素材」「エコカー電装品」「水素サプライチェーン」の3WGを設置し、エコカーや水素などの脱炭素技術分野を将来、本県を支える産業分野に育てていくことを目指している。
○ 次世代車関連のWGでは、定期的に最新技術情報の共有や、素形材・電装品の実証研究、今後の技術開発の方向性の検討を行っている。
<脱炭素技術研究会(エコカー電装品WG)参画企業の意見>
〇 大企業がグローバルに工場や事業部門単位で再編を進めている中、県内工場の存続及び雇用の確保のために、他県にはない電装品の更なる改良につながる仕組みを整備してほしい。(電池等製造業)
〇 車載用デバイスを製造しているが、更なる技術力向上を目指し製品に付加価値をつけたい。(電子機器製造業)
〇 本社や発注者からの指示に基づき車載用デバイスを製造しているが、海外に中間財の需要を切り崩されている中、仕事を勝ち取るためにも、問題を見つけ提案できる能力を身につけたい。(電子機器製造業)
<脱炭素技術研究会(エコカー素材WG)参画企業の意見>
〇 新素材に関する国の方針や考えを学び将来、国の競争的資金を獲得したい。(金属加工業)
〇 県や支援機関と2人3脚でマグネシウム等の新素材の技術革新に挑戦したい。(金属加工業)