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令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

とっとり宇宙産業・人材創出事業

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商工労働部 産業未来創造課 新産業創造担当 

電話番号:0857-26-7244  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和4年度当初予算額 28,500千円 0千円 40,329千円 1.5人 0.0人 0.0人
令和4年度当初予算要求額 28,500千円 0千円 28,500千円 0.0人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:28,500千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県、国1/2、臨時交付金  

政策戦略査定:計上   計上額:28,500千円

事業内容

1 事業の目的・概要

令和3年4月に策定した「鳥取県産業振興未来ビジョン」の実現に向けて、本県産業の成長軸となり得る分野への「未来への投資活動」を本格的にスタートする。

    国内外で宇宙産業が大きく成長することが見込まれる中、本県は美しい星空を活用した「星取県」として、まずは観光・教育面での取組を進めてきた。令和3年度からは、宇宙産業に取組む、又は関心を有する県内企業等41社が参画する「とっとり宇宙産業ネットワーク」を設立し、宇宙産業の創出に向けた取組を進めている。
    これらをベースに、本県の宇宙関連産業を「鳥取県産業振興未来ビジョン」の目標達成に寄与する産業に育てていくとともに、「宇宙ビジネス創出推進自治体」の認定に向けた取組を進める。

2 主な事業内容

「宇宙関連分野の産業創出」とその集積に向けて、大きく4つの取組を進める。
        ○ 「産業創出に向けたロードマップ策定」
        ○ 「実証プロジェクト創出」
        ○ 「将来の人材育成」
        ○ 「とっとり宇宙産業ネットワーク運営」
(単位:千円)
区分
内容
要求額
【新規】

「宇宙産業創出ロードマップ」策定事業

<デジタル田園都市構想交付金充当>
 宇宙産業の創出及び「宇宙ビジネス創出推進自治体」の認定に向けて、本県ならではの強みを活かしたロードマップを策定する。
    (1)「鳥取県の宇宙産業創出に向けた提案募集」(令和3年9〜10月実施)に寄せられた提案の分析と、最新知見等を踏まえた実現可能性調査
    (2)宇宙関連産業に関する本県の「ポテンシャルマップ」作成
    (3)県内外の有識者等との意見交換
    (4)とっとり宇宙産業ネットワークにおける方向性検討
2,000
【新規】

とっとり宇宙産業ネットワーク・プロジェクト推進事業
  「とっとり宇宙産業ネットワーク」の会員企業等が、ネットワーク内又はネットワーク外と連携して行う宇宙産業創出に資する実証プロジェクト等を支援する。
    〔名称〕    とっとり宇宙産業ネットワーク・プロジェクト推進補助金
    〔補助対象者〕  「とっとり宇宙産業ネットワーク」の会員及び会員含む共同体
  ※ 県外企業の場合は「県内への拠点開設」を要件とする。
    〔補助率〕          1/2
    〔補助限度額〕   20,000千円
    〔事業実施期間〕 最長24か月
    〔補助対象経費〕
      実証・プロダクト・サービス開発費(直接人件費、委託費、機械装置・工具器具費、システム導入費等)
    〔所要額〕 20,000千円×2件×執行率50%=20,000千円

    〔想定するプロジェクトの例〕
      ※「鳥取県の宇宙産業創出に向けた提案募集」(令和3年9〜10月実施)に寄せられた実証事業提案のほか、ものづくり企業を中心とした技術実証等を想定。
          ・ものづくり企業による技術実証事業
          ・鳥取砂丘での月面想定実証事業
          ・衛星データ活用新サービス開発事業
20,000

(債務負担行為
令和5〜6年度
40,000)
【新規】

宇宙産業・人材育成事業

<デジタル田園都市構想交付金充当>
 宇宙産業創出を支える将来人材の育成及び宇宙ベンチャー起業家育成に取り組む。
(1) 星取県・宇宙ビジネスプランコンテスト  5,000千円
      県内で宇宙産業に挑むプレイヤーを増やすため、人材育成とコンテストをセットにしたビジネスプランコンテストを実施する。
(2) 宇宙産業創出連続講座           1,500千円
      事業者や個人ではアプローチが難しい宇宙産業関連の活動者等を講師として、実践的な内容を学ぶ連続講座を開講する。
6,500
【新規】

とっとり宇宙産業ネットワーク運営事業

<地方創生推進交付金充当>
 「とっとり宇宙産業ネットワーク」の運営を行う。
 とっとり宇宙産業ネットワーク(令和3年11月設立、現在41の企業団体が参加)の年次総会等の実施。
※産業未来創造事業にて要求
合計
28,500

(債務負担行為
令和5〜6年度
40,000)
      ※債務負担行為   とっとり宇宙産業ネットワーク・プロジェクト推進補助金
        限度額 補助金総額40,000千円を限度として、令和4年度に交付決定した額から令和4年度に交付した額を差し引いた額
        期間   令和5〜6年度


3 「とっとり宇宙産業ネットワーク」

令和3年11月21日、宇宙関連産業の推進組織として、当初27団体(県内23団体、県外4団体。現在は41団体。)の参加を得て「とっとり宇宙産業ネットワーク」を設立した。引き続き参加者を募りながら、宇宙関連産業を本県産業の成長軸の一つに位置付け、情報共有、ネットワーキング(つながる)、連携プロジェクトの検討・実施等の取組を進めていくこととしている。

    [体制]
    産学官のメンバーによるフラットな会員組織。運営事務局は鳥取県が担う。
    [入会資格]
    宇宙関連事業に取り組んでいる、又は関心のある企業・団体・研究機関・行政・学校等の組織等。
          ※ 会費無料。※ 企業等の所在地は県内外を問わない。
    [主な活動]
    機運醸成(フォーラム)、つながる機会の提供(情報交換・交流会)、学ぶ場の提供(連続講座)、関係機関との調整(実証実験の場)等。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<事業目標>
「鳥取県産業振興未来ビジョン」の目標に貢献できる産業に成長させる
(令和4年度目標)
とっとり宇宙産業ネットワーク参画団体数 50団体
宇宙産業創出に資する実証プロジェクト着手件数 2件

<取組状況・改善点>
〇とっとり宇宙産業チャレンジ事業
・令和3年6月補正予算において、宇宙産業の創出に向け、とっとり宇宙産業ネットワーク設立、宇宙関連産業に関する連続講座、県内教育機関等と連携したアイデアソン実施等に係る事業費を計上し、産業創出への取組を本格的に開始した。

○「とっとり宇宙産業ネットワーク」設立
・令和3年11月、宇宙関連産業の推進組織として、27団体(県内23団体、県外4団体)の参画を得て「とっとり宇宙産業ネットワーク」を設立した。現在41団体が参加している。
・引き続き参加者を募りながら、情報共有、ネットワーキング、連携プロジェクトの検討・実施等の取組を進めていく。

これまでの取組に対する評価

○令和3年9月〜10月にかけて、本県の宇宙産業創出に向けたアイデア・提案募集を実施した結果、128件の提案が寄せられた。内訳は個人110件・企業18件で、宇宙食、宇宙旅行、月面開発、教育・人材育成など様々な内容が寄せられた。中には、県外の宇宙関連企業から鳥取県内で実証試験をしたいという提案も複数寄せられた。
○本県産業の成長軸の一つとして「鳥取県に宇宙産業を創出する」ことを目標に、宇宙産業に取り組む、又は宇宙産業に関心を持つ県内企業等を中心に「とっとり宇宙産業ネットワーク」を設立することとし、令和3年11月21日、NASAアジア代表のガーヴィー・マッキントッシュ氏を迎えて、宇宙産業に取組む企業等にも登壇いただき、321人(うちYouTube生配信視聴215人)が出席する記念フォーラムを開催した。
○当日は、本県ゆかりの宇宙ベンチャートップのほか、現に宇宙産業に関わる県内事業者等が登壇し、今後の本県の宇宙産業創出の方向性について闊達な意見交換を行うとともに、会場には多くの高校生が参加し、若年層の関心も高めることができた。またフォーラム翌日には、NASAアジア代表のガーヴィー氏が県内の学校2校(青翔開智中学校・高校、鳥取城北高校)を訪問して講演を行うなど、フォーラムを機に関連人材のすそ野を広げる契機とすることができた。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 28,500 8,500 0 0 0 0 0 0 20,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 28,500 8,500 0 0 0 0 0 0 20,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0