これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
「鳥取県産業振興未来ビジョン」の目標に貢献できる産業に成長させる
(令和4年度目標)
とっとり宇宙産業ネットワーク参画団体数 50団体
宇宙産業創出に資する実証プロジェクト着手件数 2件
<取組状況・改善点>
〇とっとり宇宙産業チャレンジ事業
・令和3年6月補正予算において、宇宙産業の創出に向け、とっとり宇宙産業ネットワーク設立、宇宙関連産業に関する連続講座、県内教育機関等と連携したアイデアソン実施等に係る事業費を計上し、産業創出への取組を本格的に開始した。
○「とっとり宇宙産業ネットワーク」設立
・令和3年11月、宇宙関連産業の推進組織として、27団体(県内23団体、県外4団体)の参画を得て「とっとり宇宙産業ネットワーク」を設立した。現在41団体が参加している。
・引き続き参加者を募りながら、情報共有、ネットワーキング、連携プロジェクトの検討・実施等の取組を進めていく。
これまでの取組に対する評価
○令和3年9月〜10月にかけて、本県の宇宙産業創出に向けたアイデア・提案募集を実施した結果、128件の提案が寄せられた。内訳は個人110件・企業18件で、宇宙食、宇宙旅行、月面開発、教育・人材育成など様々な内容が寄せられた。中には、県外の宇宙関連企業から鳥取県内で実証試験をしたいという提案も複数寄せられた。
○本県産業の成長軸の一つとして「鳥取県に宇宙産業を創出する」ことを目標に、宇宙産業に取り組む、又は宇宙産業に関心を持つ県内企業等を中心に「とっとり宇宙産業ネットワーク」を設立することとし、令和3年11月21日、NASAアジア代表のガーヴィー・マッキントッシュ氏を迎えて、宇宙産業に取組む企業等にも登壇いただき、321人(うちYouTube生配信視聴215人)が出席する記念フォーラムを開催した。
○当日は、本県ゆかりの宇宙ベンチャートップのほか、現に宇宙産業に関わる県内事業者等が登壇し、今後の本県の宇宙産業創出の方向性について闊達な意見交換を行うとともに、会場には多くの高校生が参加し、若年層の関心も高めることができた。またフォーラム翌日には、NASAアジア代表のガーヴィー氏が県内の学校2校(青翔開智中学校・高校、鳥取城北高校)を訪問して講演を行うなど、フォーラムを機に関連人材のすそ野を広げる契機とすることができた。