(1)あんしんトリピーメール等システム運営事業
要求額:7,128千円(前年度:8,150千円)
あんしんトリピーメール及び職員参集・情報提供メールについて、下表のとおり運用する。
区分 | 概要 |
あんしんトリピーメール機能【対県民用】 | 県、市町村等が、防災・危機管理情報や避難情報、道路情報、公共交通情報、防犯情報などの情報を利用者(県民)に対して、メールで一斉配信する。また、利用者は情報の緊急度を一目で判断できる背景色版メールも選択して受信可能。 |
職員参集・情報提供メール機能【対県職員用】 | 災害時、直ちに一斉メールを配信することにより出動要員(危機管理局職員等)や関係職員へ連絡し、初動対応の迅速化及び情報共有による連携強化によって災害対応の取組を進める。 |
前年度からの変更点:
令和3年8月に令和3年10月から令和8年3月までの保守運営契約を締結。
契約に当たって仕様を見直し、地図連携サービスを廃止したことに伴う委託料の減。
(2)鳥取県災害情報配信システム保守運用事業
要求額:12,580千円(前年度:7,960千円)
本システムにより、下表の1〜9の多様な手段による情報配信が可能で、システムによる一元的な配信管理・運営によって効率的な災害対応を行う。また、下表の1〜7の手段については一括配信が可能なものとし、迅速化・省力化を図る。
番号 | 情報配信媒体 |
1 | あんしんトリピーメール |
2 | 職員参集・情報提供メール |
3 | 県ホームページ |
4 | 県モバイルホームページ |
5 | ツイッター |
6 | フェイスブック |
7 | Yahoo!防災速報 |
8 | Lアラート |
9 | 緊急速報(エリア)メール |
前年度からの変更点:
クラウド基盤APIバージョンアップ費用(4,620千円) ※R4年度のみ
(3)危機管理情報発信機能強化事業(防災アプリ運用)
要求額4,871千円(前年度:4,742千円)
スマートフォン、タブレットをターゲットに危機管理関係情報をコンパクトにまとめた鳥取県防災アプリ「あんしんトリピーなび」を運用し、県民の必要な情報を分かり易く発信する。(運用開始日:平成30年12月25日)
アプリならではのプッシュ通知によるお知らせや、位置情報を利用した指定避難所・緊急指定避難場所への自動経路案内、河川・道路ライブカメラの閲覧が可能などの機能を備えており、県民が危機管理事案への備え、初動に必要な情報がいつでも入手できる。
また、外国人観光客や外国人居住者への情報提供を行っていくため、令和2年3月23日から多言語運用を開始した。
(対応言語/日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、ロシア語、ベトナム語、フィリピノ語、インドネシア語、タイ語)
トップメニュー | 主な機能 |
受信項目の設定
(歯車記号) | ・県内5地区、気象・生活安全等の各ジャンル、9外国語版あんしんトリピーメールの表示設定等。 |
防災ポータル | ・とりネットの危機管理公式サイトを表示。
・公式サイトを自動巡回し、更新があった場合は更新のプッシュ通知を行う。 |
お知らせ | ・あんしんトリピーメールで発信する情報をお知らせとして表示し、プッシュ通知を行う。
・受信する情報は受信項目の設定(ON又はOFF)により、設定項目毎に表示、非表示が可能。
・過去1か月分のお知らせを時系列で表示。 |
避難所・防災カメラ | ・県内の避難所、防災ライブカメラ(道路・河川)の概要や位置情報、端末の現在地をもとに経路案内を自動表示。(避難所・避難場所約1,740箇所、カメラ約420箇所) |
連携起動アプリ | ・観光庁監修訪日外国人向け災害情報提供多言語アプリSafety tips(避難行動フロー、周囲との会話カード、乗換案内、医療機関検索、音声翻訳アプリ等の有益情報を提供)
・鳥取県原子力防災アプリ(R2年度多言語化予定) |
防災リンク | ・公式サイトやその他関連Webサイト、SNSページ等へのリンク集を表示し、リンクを選択した際はリンク先のページを表示。 |
前年度からの変更点:
・地方創生推進交付金事業計画(計画期間R1〜R3年度)の終了に伴う一般財源の増。