1 事業の目的・概要
将来の地域防災の担い手育成を図るため、消防の実践的な活動を取り入れた訓練等を通じて、他地域の少年消防クラブ員と親交を深めるとともに、消防団等から災害の教訓や災害への備え等について学ぶことを目的とした交流大会(全国大会)を鳥取県米子市において開催する。(主催:消防庁、共催:鳥取県、米子市、公益財団法人鳥取県消防協会、公益財団法人日本消防協会、一般財団法人日本防火・防災協会)
2 主な事業内容
令和4年度全国少年消防クラブ交流大会を鳥取県米子市において開催する。開催に要する経費は、原則として、消防庁及び協力団体が負担するが、開催自治体は、県内関係機関への協力要請や追加機材の準備等に係る経費を負担する。
〇開催時期
令和4年8月〜9月(予定)
〇開催場所
米子市内(東山運動公園、他)
〇参加人数
全国の少年消防クラブ50クラブ350名程度
〇主な内容
1日目クラブ紹介、2日目合同訓練、避難所体験、3日目地元消防団等との交流
(参考)直近の開催実績
令和2年度、令和3年度鳥取県米子市(中止)、令和元年度徳島県徳島市、平成30年度千葉県浦安市、平成29年度徳島県徳島市
3 背景
米子市で開催を計画していた全国少年消防クラブ交流大会については、令和2年度、令和3年度の二度に渡り新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、消防庁が中止を判断されたことから、令和4年度に、改めて米子市開催の方向で推進しています。
4 波及効果及び今後の取組
本県では、平成29年度より消防庁事業を活用し、少年消防クラブの結成を促進しているところであり、この度、中国地方初となる全国大会の開催と、そこで活躍する全国の少年消防クラブ員の姿は、次代を担う子どもをはじめ県民の関心を引くものであり、今後、少年消防クラブの結成等の加速化に繋がることが期待される。
更に、本交流大会の開催を通じて、県内消防団等が得た知識やネットワーク及び県民の防災意識の高揚を、子どもや保護者をはじめ県民が自主防災組織や消防団等に加入する契機にするとともに、地域の防災活動への積極的な参画に繋げる。