これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・採用決定者数目標・・・年間200人以上
・女性の就職決定率・・・年間70%以上
・65歳以上の就職決定者数・・・年間15人以上
<取組状況・改善点>
〇令和3年度事業目標に対する進捗状況
・採用決定者数
→R3年9月末実績105人(年間目標200人×6月/12月=100人)、進捗率52.5%(105人/200人)であり目標どおりに推移。
・女性の就職決定率
→R3年9月末の女性就職決定率94.5%(就職者69人/新規求職者73人)、目標の70%を上回っており順調に推移。
・65歳以上の就職決定者数
→R3年9月末の65歳以上就職決定者数は5人(年間目標15人×6月/12月=7.5人)、進捗率33.3%(5人/15人)であり更なる取り組みを図る。
〇平成29年7月の開設から4年が経過したところである。その間、職業紹介、職業相談において人材確保等の地域が抱える課題への対応や国のハローワークとの差別化を念頭に、提案型のマッチング等独自の取り組みを展開してきたところである。
・高齢者に向けた「生涯現役求人」と子育て中の方に向けた「子育て応援求人」を平成30年度に創設し、量販店や保育所等にチラシ配架など支援を継続しマッチングを図った。
・大型商業施設での「出張!県立ハローワーク」の相談時間を19時まで延長し相談者の利便性を図り、「打って出るハローワーク」を体現する出張相談を継続実施中。
これまでの取組に対する評価
当所が独自に始めた「生涯現役求人」や「子育て応援求人」の取り組みは、地域人口が減少する中で、労働力確保の手段として、先駆的な取り組みであり、地域の企業や住民に対する啓発段階からの取り組みが重要である。
商業施設など地域に密着した出張相談の取り組みを充実したところであるが、地域ニーズの掘り起しに一層取り組みたい。
一方、求人企業のニーズの高い若年層へのアプローチについては、まだ、確立された取り組みがなく、課題として残っている。県外進学生等を対象とした地元就職の促進策について、市内高校はじめとする関係機関との連携策を引き続き検討する。
<当所を利用した来所者へのアンケート結果概要(令和3年7月実施、回答数45>
・県立境港ハローワークに求職登録された理由は「親切丁寧な相談」「自分にあった就職先を紹介してくれる」が多かった。
・県立境港ハローワークの利用満足度は、「満足」と回答した人が8割を占め、「不満」「どちらかと言えば不満」を選択した人はいなかった。
・県立境港ハローワークを利用されてみて、県立と国のハローワークの違いについて6割以上の方が違いを感じられていた。
・「親身になって話を聞いてもらえるのでありがたい」「担当の人が変わらないので話がしやすい」というご意見も戴いている。