1 事業の目的・概要
八頭郡の住民へ国、県及び地元町が協力し、職業相談、職業紹介、就業支援のサービスを提供する「鳥取県ふるさとハローワーク八頭」の運営を行う。
〔設置状況〕
名称 | 鳥取県ふるさとハローワーク八頭 |
設置場所 | 八頭庁舎1階
(八頭郡八頭町郡家100) |
開所日 | 平成20年4月1日 |
運営管理 | 国
(H28.7.19〜) |
機能 | (県) 就業支援員による就業支援、職場定着支援、出張相談
(国) 相談員による職業相談、職業紹介、求人情報検索機の設置、雇用保険給付等に関する業務(週2回)
※その他、国・県合同によるセミナーの開催 |
2 主な事業内容
就業支援員(非常勤)の配置
鳥取県ふるさとハローワーク八頭に就業支援員を2人配置し、求職者に対してきめ細かな就職支援を行う。
〔主な業務〕
○職業相談、出張相談、企業見学同行、セミナー開催
○職場体験講習、パソコン講習、各種セミナー、講座等の受講斡旋(地域活性化雇用創造プロジェクト事業を利用)
○職業訓練情報の提供等の能力開発支援
○就職後の職場定着支援 等
3 利用状況
ふるさとHW利用状況
年度 | 新規相談者 | 相談件数 | 就職者 | 検索機利用 | 備考 |
令和3年度 | 323人 | 1,842人 | 145人 | 1,867人 | 9月末時点 |
令和2年度 | 650人 | 3,502件 | 290人 | 3,153件 | |
平成31年度
(令和元年度) | 668人 | 3,188件 | 323人 | 4,471件 | |
平成30年度 | 700人 | 3,245件 | 404人 | 4,305件 | |
平成29年度 | 699人 | 2,920件 | 410人 | 4,343件 | |
4 設置の経緯
平成28年7月19日、ふるさとハローワーク八頭において、国の雇用保険給付等事務を開始。同時に、県の運営管理施設から、国一体的実施施設に変更。
平成29年7月に鳥取県ふるさとハローワーク境港のうち、県の部分は鳥取県立境港ハローワークへ移行。(国の部分はふるさとハローワーク境港として残留)
平成30年6月に県立鳥取ハローワークが開設されたが、八頭においては従来どおり国・県の共管により「鳥取県ふるさとハローワーク八頭」として運営されることとなった。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
八頭郡の住民に対し、国・県が協力して「鳥取県ふるさとハローワーク八頭」を設置し、職業相談・職業紹介等、就業支援のサービスを提供する。
<経緯>
ハローワークの廃止された境港、八頭について、住民サービスを維持するため、「鳥取県ふるさとハローワーク」をそれぞれ設置し、職業紹介事業等を継続して実施する。
<これまでの取組>
平成20年4月1日 鳥取県ふるさとハローワーク境港、八頭を開設
平成21年3月1日 県の支援員を各1名から各2名に増員
平成27年度 ふるさとハローワーク八頭、とっとり若者仕事ぷらざ、とっとり若者サポートステーションと3機関共同で、智頭町で出張就職相談会を開催(年4回)
平成27年7月21日 ふるさとハローワーク境港において、国の雇用保険給付等事務を開始。同時に、ふるさとハローワーク境港が国一体的実施施設に変更。
平成28年7月19日 ふるさとハローワーク八頭において、国の雇用保険給付等事務を開始。同時に、ふるさとハローワーク八頭が国一体的実施施設に変更。
平成29年7月3日 ふるさとハローワーク境港が鳥取県立境港ハローワークに移行。
<改善点等>
・開所時間の延長(平成21年9月1日〜)
9:00〜17:00 → 8:30〜17:15
・スタッフの増員
県 各1名 → 各2名 (平成21年3月1日〜)
国 各3名 → 各4名 (平成21年9月1日〜)
国 各4名 → 各5名 (令和2年10月1日〜)
・求職者向けセミナーの定例開催(平成30年11月〜、毎月1回)
平成30年度:3回(参加者延21名)、令和元年度:11回(参加者延126名)、令和2年度:9回(参加者延62名)、令和3年度:6回(9月末時点:参加者延数41人)
<現時点の達成度>
ふるさとハローワーク相談件数
八頭 H19(HW郡家):8,918件
→ H20:5,201件、H21:7,993件、H22:4,967件、H23:4,252件、H24:4,902件、H25:3,467件、H26:3,011件、H27:2,778件、H28:2,882件、H29:2,920件、H30:3245件、R1:3,188件、R2:3,502件、R3:1,842件(9月末)
これまでの取組に対する評価
○ハローワークと調整して開所・閉所時間を延長するなど、サービス内容の向上に努めた。
○ハローワークの廃止された時期から、国に継続的に求めてきた機能のうち、雇用保険給付等事務については、平成27年7月21日からふるさとハローワーク境港、平成28年7月19日からふるさとハローワーク八頭で実施されることになり、地域住民への利便性が高まった。
○平成30年度から、ふるさとハローワーク八頭で国・県が協働して求職者支援として新たに所内セミナーを定例化。