これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【取組状況・改善点】
○県と職業能力開発総合大学校との連携により、自動車・医療機器・航空機分野の職業能力開発体系の整備(職業訓練コースや教材の開発)に取り組むこととしている
○平成30年度からの3カ年度で、自動車分野の職業能力開発体系の整備に取り組むとともに、その成果を活用した人材育成方法の検討を進めてきた。今後は、職業能力開発体系を活用した県内企業に対する具体的な人材育成支援への展開に一層注力していく。
○「MONOZUKURIエキスパート」構築検討事業では、県内企業3社でのAI活用実証実験及びAIに関する知識・スキル習得に取り組んでいる。今後は、目標とする高度人材を輩出するための教育・訓練体系の具体化に繋げていく。
【目標】
○県内企業に対し、職業能力開発体系を活用した人材育成の有用性及び具体的手法の周知・理解を図る。
○「MONOZUKURIエキスパート」の実施を通じた人材育成の仕組みを構築する。
これまでの取組に対する評価
○職業大の一部機能移転について、平成30年4月に高度訓練開発室が鳥取市に移転し、県及び県内企業との連携による成長3分野(自動車・航空機・医療機器)の職業能力開発体系の整備を開始し、順調に推移している。
○また、当事業の高度人材育成戦略会議、訓練プログラム検討ワーキンググループにて意見交換等を進める中で、厚生労働省、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、県内企業との相互理解、信頼が深まってきている。
○今後はこれまでの取組をもとに、県内企業、関係機関等との間で構築した人材育成ネットワークを活用し、効果的な職業訓練プログラムを開発するとともに、県内企業による訓練プログラム活用支援に注力していく。
○「MONOZUKURIエキスパート」構築検討事業では、コンソーシアムを通じた検討やモデル企業3社によるAI活用実証実験により、教育体系の整理に向けた課題抽出や方向性を見出すことができている。
・また、コンソーシアムメンバーでAI活用に係る経験・ノウハウ、知識・スキルを吸収し共有することができた。