これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
発達障がい児者のライフステージに応じた一貫した支援体制の確立
<取組状況・改善点>
・発達障がい支援地域協議会にて、県全体の支援体制を整えるための検討を行っている。
・ペアレントメンターが保護者からの相談に応じられるよう体制を整備し、相談活動を行っている。より高度な相談に対応するメンターのスキルアップの向上が求められる。また、より身近な相談の場にて、メンターを活用したピアサポートが求められる。
・ペアレントトレーニングのファシリテーターを養成し、市町村での実施 を推進した。全市町村でペアレント・トレーニングに取り組めるよう、受講を促していく。
・発達障がい児者の相談・支援が適切にできる人材の養成のための研修を実施し、特性理解、2次障がいへの理解、教育・福祉・就労での現状と連携に関して専門的に学べる研修を開催している。
・令和2年度は、発達障がい者地域支援マネージャーを、『エール』発達障がい者支援センターに配置し、市町村の後方支援、発達障がい者支援体制のネットワーク構築に向けた支援をする体制が整った。
これまでの取組に対する評価
・発達障がい支援地域協議会を開催することで、関係機関同士のネットワークを活かした検討ができる。
・ペアレントメンターの充足により、身近な地域で相談できる体制が整い、家族の安心につながっている。より幅広い相談に対応できるようフォローアップと相談方法の工夫が必要である。
・発達障がい相談員等研修会を実施することで、適切に相談対応ができる人材育成が進み、特性に応じた対応ができる施設が増えている。
・ペアレント・トレーニング研修を受講した市町村が増え、健診後など地域の中での家族支援が充実してきている。
・発達障がい者地域支援マネージャーが、計画的に市町村、各機関の後方支援に当たっている。地域のネットワーク構築には成果を発揮している。