これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事業目標】
・精神障がい者の社会参加の促進や当事者同士の交流の機会を引き続き提供する。
【取組状況】
○精神障がい者バレーボール大会
(令和2年度より精神障がい者バレーボール交流会に変更)
・精神障がい者バレーボール大会は、社会参加の機会が少ない精神障がい者の社会参加を促進するため、平成14年度から県内各地域の作業所単位、デイケア単位でのチーム、連合チームの参加により大会を開催。中国・四国ブロック大会への県代表選抜大会も兼ねていたが、平成26年度に精神障がい者バレーボール協会(以下「バレーボール協会」という。)が設立したことから、中国・四国ブロック大会への県代表選抜大会は、バレーボール協会が行っている。
・チーム単位での参加は敷居が高いため、団体・個人を問わず参加できるように募集体制を変更する。
○精神障がい者フットサル交流会
・精神障がい者フットサル交流会は、平成26年度から実施している。ガイナーレ鳥取の協力を得て実施しており、デイケア利用者を中心に参加されている。平成29年度に鳥取県ソーシャルフットボール協会が設立したことから委託して実施している。
これまでの取組に対する評価
【精神障がい者バレーボール大会】
(令和2年度より精神障がい者バレーボール交流会に変更)
・精神障がい者が当バレーボール大会を目指して日々練習に取り組むことにより、当事者の生活意欲の増進が図られ、かつ集団活動に慣れることにもつながっている。
・当日の試合を通して、県内各地域の当事者間での広汎な交流が図られており、当事者の社会参加を促進する貴重な機会として、当バレーボール県大会は重要な役割を果たしている。
【精神障がい者フットサル交流会】
・精神障がい者フットサル交流会は、県内における精神障がい者フットサル普及の第1歩となっている。また、ガイナーレ鳥取の協力を得て実施することにより、参加者からは、「厳しい面もあるが、本格的な指導をしてもらえて良い」との声をいただいており生活意欲の向上や交流にも繋がっている。