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令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:薬務費
事業名:

薬物・毒劇物総合対策事業

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福祉保健部 医療・保険課 薬事担当 

電話番号:0857-26-7203  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和4年度当初予算額 1,094千円 6,309千円 7,403千円 0.8人 0.0人 0.0人
令和4年度当初予算要求額 1,094千円 6,309千円 7,403千円 0.8人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 1,083千円 6,337千円 7,420千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,094千円  (前年度予算額 1,083千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,094千円

事業内容

1 事業の目的・概要

関係法令に基づき、麻薬等の薬物の製造及び販売に関わる者への指導・監督、及び使用する者への適正使用への理解促進と普及啓発等を行うとともに、麻薬中毒者への措置入院を行う。

    また、危険ドラッグ等の薬物の規制取締、啓発活動等を行う。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
麻薬・覚醒剤等対策費(1)麻薬・覚せい剤指導取締
(2)麻薬中毒者措置事業
416
416
危険ドラッグ等薬物乱用対策事業(1)危険ドラッグ等の監視・指導取締
(2)薬物専門アドバイザーの意見聴取に係る経費
(3)薬物乱用対策推進本部会議
(4)危険ドラッグ撲滅対策本部会議開催経費
(5)薬物乱用防止推進功労者知事表彰
(6)薬物乱用防止指導員協議会
(7)啓発活動
678
667
(7)啓発活動において、薬物乱用防止パンフレットの作成費用が増加した。
合計
1,094
1,083
1−(1) 麻薬・覚醒剤指導取締事業
麻薬及び向精神薬取締法(以下「麻向法」という。)第50条の38及び覚醒剤取締法第32条第2項に基づき指導を行う経費。
○麻薬取扱者免許等の事務及び麻薬業務所に対する監視指導の実施
○麻薬・覚醒剤事犯協力捜査(国10/10) 
○不正大麻・けし撲滅運動

1−(2) 麻薬中毒者措置事業
麻向法第58条の6及び第58条の8に基づき、麻薬中毒者の措置等を行う経費。
○麻薬中毒者の観察指導、治療のための措置入院
【財源内訳】国3/4、県1/4
○麻薬中毒審査会の開催
【委員】判事、検事、弁護士、精神医の計5名


    2−(1)危険ドラッグ等の監視・規制取締
    ア 危険ドラッグ製品等の情報収集
    • 危険ドラッグ製品等の情報収集を行い、危険薬物の疑いのある製品については、知事指定候補薬物に指定を行う。  
    • 危険ドラッグの規制が強化により、インターネット販売店が激減しており、情報収集は担当職員等が行う。
    イ 監視パトロールの実施
    • 薬物対策専門員を中心に、雑貨店、アダルトグッズショップ等を訪問し、危険ドラッグ等の取扱いがないか確認するとともに、情報収集や啓発活動を行う。

    2−(2)薬物専門アドバイザーの意見聴取に係る経費 
    • 違法薬物の知見を有する薬物専門アドバイザー(2名)に助言をもらい、知事指定薬物の指定等を行う。

    2−(3)薬物乱用対策推進本部会議 
    鳥取県薬物乱用対策推進本部会議の開催
    • 年2回(薬物濫用対策推進計画の進捗状況の確認等)

    2−(4)危険ドラッグ撲滅対策本部会議開催経費 
    • 関係機関の情報共有や連携を図る目的で開催する危険ドラッグ撲滅対策本部会議(本部長:副知事)において、プロバイダー事業者などの外部の専門家に加わってもらい、議論の深化を図る。
2−(5)薬物乱用防止推進功労者知事表彰  
    • 長年、薬物乱用防止のために献身的な活動を続け、その功績が顕著である者を表彰する。
2−(6)薬物乱用防止指導員協議会
    協議会及び地区協議会の開催、指導員講習会の開催
    【指導員の構成】
    • 鳥取県保護司会連合会、鳥取県更生保護女性連盟、鳥取県薬剤師会、鳥取県医薬品登録販売者協会、鳥取県警察本部、ライオンズクラブ、鳥取県医薬品配置協会の各団体から推薦された方
    【指導員数】186名
    【指導員の任期】2年間

    2−(7)啓発活動
    • 中学、高校における薬物乱用防止教室の達成率向上
    • 啓発資材の作成(リーフレットなど)
    • 薬物乱用防止講演会の開催
    • 指導員による地域活動等を活用したミニ講演会
    • 「ダメ。ゼッタイ。」街頭キャンペーン等の街頭啓発
         (参考)
        不正大麻・けし撲滅運動(5月〜6月)
         「ダメ。ゼッタイ。」普及運動(6〜7月)
         麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動(10〜11月)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

麻薬等の薬物の製造及び販売に関わる者への指導・監督、及び使用する者への適正使用への理解促進と普及啓発等を行うとともに、麻薬中毒者への措置入院を行う。
薬物の乱用のない社会となるよう、危険ドラッグ等の薬物の規制取締、啓発活動等を行う。


〇麻薬業務所における麻薬の適正使用の徹底を図った。
〇薬物相談業務を実施することにより、乱用者に薬物を断ち切る機会を提供している。
〇毒物劇物営業者に対し、毒物劇物の適正な保管管理・廃棄等を指導することにより、毒物劇物による危害防止を未然に防止する取組を行っている。
〇鳥取県薬物の濫用の防止に関する条例を改正した。
〇全国一律の規制強化を求め、国(内閣府、厚生労働省)に要望を行った。
〇兵庫県、京都府の危険ドラッグ規制担当課と連携を図るための実務者会議を開催し、危険ドラッグ販売店の情報共有等を行っている。
〇県政だより、テレビCM、新聞広告、ホームページ等で条例改正の周知を行った。
〇薬物乱用防止指導員に対して条例改正の概要を説明し、啓発活動への協力依頼を行った。
〇県と県警合同で街頭キャンペーンを実施した。
〇危険ドラッグ監視パトロールを実施した。
〇危険ドラッグ撲滅対策本部会議を開催した。
〇知事指定候補薬物の指定を行った。・中学校、高等学校等で、薬物乱用防止指導員が薬物乱用防止を啓発する際に使用する「紙芝居」を作成した。
○救急告示病院に対して、違法ドラッグを使用していると思われる患者を診察した場合に、情報提供していただくよう通知した。
○鳥取県薬物濫用対策推進計画を策定した。(H31.4〜第二期策定)
○「ダメ。ゼッタイ。」普及運動とっとり大会を開催した。

これまでの取組に対する評価

麻向法による麻薬取扱者(麻薬管理者、麻薬施用者等)及び覚醒剤取締法による覚醒剤原料取扱者の免許交付や、麻向法による麻薬業務所(医療機関)への監視指導の実施、毒物劇物取締法による毒物劇物営業者(販売業者、製造業者等)の登録や施設への監視指導の実施等を行っており、事犯の防止及び法の適正な運用へ貢献している。
 麻薬中毒者に対し、精神保健指定医の診断、治療が必要な場合の医療の提供、適正な入院期限と退院日を決める麻薬中毒審査会の開催など、麻薬中毒者の入院措置にかかる業務も行い、麻薬中毒者の治療の手助けをしている。
 鳥取県では、全ての危険ドラッグを許さないという強いメッセージを発信することにより、県民の啓発はもとより、インターネットの危険ドラッグ販売店に対する警告効果も現れている。
 危険ドラッグの流通量は激減しているが、シバガスの様な新たな危険ドラッグの出現や、大麻の乱用者増加などの問題が発生しており、引き続き薬物乱用に対する規制や啓発活動を行っていかなければならない。
 今後は、若年層による大麻の乱用防止に重点を置いて啓発を行っていく。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,083 201 213 0 0 0 0 0 669
要求額 1,094 201 213 0 0 0 0 0 680

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,094 201 213 0 0 0 0 0 680
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0