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令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障がい者自立支援事業費
事業名:

視覚障がい者情報支援事業

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福祉保健部 障がい福祉課 社会参加推進室情報アクセス担当 

電話番号:0857-26-7201  E-mail:shougaifukushi@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和4年度当初予算額 67,865千円 1,577千円 69,442千円 0.2人 0.0人 0.0人
令和4年度当初予算要求額 72,621千円 1,577千円 74,198千円 0.2人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 62,838千円 1,584千円 64,422千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:72,621千円  (前年度予算額 62,838千円)  財源:国1/2 

一般事業査定:計上   計上額:68,165千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 情報の取得・利用、コミュニケーションに困難を抱える視覚障がい者等が、障がいの特性に応じたコミュニケーション手段その他情報を取得する手段により、円滑に情報を取得し、及び利用できるよう、次のとおり各種事業を実施する。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
視覚障がい者支援センター運営事業視覚障がい者に対する総合的な相談支援の拠点として設置する「視覚障がい者支援センター」を継続して運営する。
<センターの概要>
●県下3か所(東部、中部及び西部)に相談窓口を設け、視覚障がい者やその家族等に対して、関係機関と連携して、きめ細やかな相談支援を実施。
●電話、来所、自宅訪問など視覚障がい者等のニーズにあわせて対応し、訪問による相談支援を軸とした活動を展開。
<委託先:鳥取県ライトハウス点字図書館>
16,004
12,874
相談件数の増加に対応するため東部センター相談員の増員
点字図書館運営費補助金視覚障がい者に点字・録音図書の貸出し等を行う点字図書館の運営費を補助する。

<対象施設等>
施設名鳥取県ライトハウス点字図書館 
対象事業者社会福祉法人鳥取県ライトハウス(点字図書館を運営する社会福祉法人)
補助率10/10 (定額補助)
負担割合国1/2、県1/2
対象経費点字図書館運営のために必要な経費
※財源に身体障害者保護費国庫負担金を充当

40,782
40,871
国補助単価の減
点字・声の広報発行事業県政だよりなどの県広報誌や視覚障がい者にとって有益な情報の点字版・録音版を作成し、視覚障がい者に提供する。
<委託先:鳥取県ライトハウス点字図書館>
2,322
2,322
点字による即時情報ネットワーク事業日本視覚障害者団体連合(旧日本盲人会連合)が配信する最新の新聞情報や福祉情報を通信ネットワークにより取得し、点字印刷の上、視覚障がい者に提供する。
<委託先:鳥取県視覚障害者福祉協会>
2,203
1,455
・点字プリンターの更新
視覚障がい者情報アクセス向上事業視覚的な情報へのアクセスが困難な視覚障がい者の情報アクセシビリティの向上を図るため、次の事業を実施する。
●視覚障がい者にリサイクルパソコンを貸与し、パソコン講座を開催。
●携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末などの情報媒体の活用に係る講座を開催。
<委託先:鳥取県視覚障害者福祉協会>
575
300
・貸出用パソコンの調達
情報アクセス・コミュニケーション研究会情報アクセス・コミュニケーションに困難を抱える視覚・聴覚・盲ろう・音声機能障がい者の意見を県政に反映させるため、情報アクセス・コミュニケーション研究会を開催する。
<県直営>
102
102
点字資料等作成支援事業障がい者団体がイベントや会議等を開催する際の点字資料作成に要する経費を補助する。
<県直営>
300
300
視覚障がい者情報支援機器整備事業視覚障がい者の情報アクセシビリティ向上を支援する情報支援機器を整備し、生活訓練等に活用する。
<委託先:鳥取県視覚障害者福祉協会>
0
498
休止
補助犬育成事業●補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)を育成し補助犬を必要とする身体障がい者へ貸与する
●補助犬ユーザーに対して予防接種代を助成する。
<委託先:視覚障がい者関係団体>
2,287
2,287
10
視覚障がい者移動支援従事者資質向上研修の旅費支給視覚障がい者移動支援事業に従事している者の資質向上研修(社会福祉法人日本盲人会連合主催「視覚障害者移動支援従事者(同行援護事業従業者)資質向上研修」)の受講者を選定し、受講者へ旅費を支給する。
<県直営>
199
199
11
視覚障がい者生活訓練事業視覚障がい者に対して、歩行、家事、点字等に関する講習会等を開催する。
<委託先:鳥取県視覚障害者福祉協会>
992
992
12
中途視覚障がい者生活訓練事業中途視覚障がい者に対して、ピアカウンセリング(※1)による不安の軽減や歩行訓練、点字講習等を実施する。
(※1)視覚障がい者同士が平等な立場で話し合い、地域生活における自立を目指す。
<委託先:鳥取県ライトハウス点字図書館>
1,095
638
・訓練回数の増に伴う報償費・旅費の増
13
点字プリンターの更新現在、公文書や会議資料の点字化や、点訳ボランティアに無料で使用していただいている点字プリンターの部品製造が終了し、メンテナンスができなくなることから、更新するもの。
5,760
0
新規
合計
72,621
62,838
    ※1、3から6及び9から12は、財源に地域生活支援事業費等補助金を充当(負担割合:国1/2、県1/2)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成29年度末に「視覚障がい者支援センター」を開設し、視覚障がい者やその家族等からの様々な相談に対して、訪問等によりきめ細やかな相談支援を実施した。
・点字図書館の運営費を補助し、点字・録音図書を製作の上、視覚障がい者への貸出し等を実施した。
・「県政だより」等の県広報物の点字版・音声版を作成し、視覚障がい者に提供した。
・社会福祉法人日本視覚障害者団体連合(旧日本盲人会連合)の提供する新聞情報等による最新の情報を点字印刷の上、視覚障がい者に提供した。
・視覚障がい者に庁内LANパソコンをリサイクルして貸与の上、パソコン講座を開催し、情報アクセスの向上を図った。
・身体障害者補助犬を使用することにより社会参加が見込まれる者に対し、貸与等の支援を行った。
・視覚障がいのある人に対して、日常生活上必要なトレーニング・指導等を行った。(視覚障害者生活訓練事業、中途視覚障がい者生活訓練事業)

これまでの取組に対する評価

・「視覚障がい者支援センター」による相談支援により、視覚障がい者が福祉サービス、歩行訓練に繋がるなど、一定の成果を上げている。一方で、相談内容は多岐にわたり、全盲、ロービジョン(弱視)の特性に応じて必要となる支援は異なるため、関係機関等と連携を強化し、支援の充実を図ることが必要。
・点字・録音図書の貸出し、県広報物の点字版・音声版の提供、リサイクルパソコンの貸与等により、情報保障に一定の成果を上げている。
・補助犬を使用することにより、就職など社会参加につながっているため、希望者があった場合に貸与できる体制を整えておく必要がある。
予防接種は、障がいのある方の体の一部として活躍している補助犬にとって、重要な健康管理の一部であり、使用者の負担を軽減するためにも助成が必要。
 【盲導犬の貸与】 
  令和2年度:新規貸与は0頭
 【予防接種】
  令和2年度:5頭に実施
・視覚障がいのある人の生活の質的向上や社会参加の促進を図るためには、今後も引き続き訓練を行うことが必要。

財政課処理欄


 点字プリンタの更新については、利用実績から対象機種を変更しました。その他、実績等を勘案し金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 62,838 31,019 0 0 0 0 0 0 31,819
要求額 72,621 33,280 0 0 0 0 0 0 39,341

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 68,165 32,922 0 0 0 0 0 0 35,243
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0