これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事業目標】
盲ろう者の社会参加を推進するため、盲ろう者が安心して暮らせる社会の実現を図る。
【取組状況】
鳥取県盲ろう者支援センターを設置し、盲ろう者向け通訳・介助員の養成・派遣や相談員による相談支援、生活・コミュニケーション訓練などを実施。
R3年度から当事者同士のコミュニケーションの場として、交流サロン(R4はカフェと改名)を実施。
これまでの取組に対する評価
相談事業等を通して、ニーズの掘り起こしや盲ろう者が自身でできることを見出すことによって、盲ろう者の活動の幅が広がってきているところである。さらなる社会参加推進のため、今後もきめ細かな支援を行っていく必要がある。
一方で、県内の盲ろう者数は64名(手帳所持者数)となっているが、現在センターの支援を利用しているのは16名である。より多くの盲ろう者に支援が行き届くよう、掘り起こしのため関係機関等への働きかけなどを継続して取り組む必要がある。
当事者同士のコミュニケーションの場を設けることで、参加者からは同じ悩みを持つ人同士の意見交換ができ、有意義であったと好評である。