これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇介護給付を必要とする受給者の方を適切に認定し、受給者の方が真に必要とする過不足のないサービスを事業者が適切に提供することを促す介護給付適正化の取組みについて、特に小規模保険者単独では実施することが困難な、認定調査員研修会、ケアプラン点検支援員派遣事業を実施することで、各保険者を支援している。
また、令和3年度から、保険者向けの研修会を実施するなど、さらなる支援を行っている。
〇要介護認定制度の円滑実施のための研修については、過去の受講者のテスト結果等を踏まえ、適宜、研修内容を見直す等、効果的なカリキュラム構築に取組んでいる。
【介護認定調査員研修(令和3年度実績[令和2年度実績])】
・認定調査員新任研修 79名(オンライン形式)[68名]
・認定調査員現任研修 342名(オンライン形式)[218名]
・介護認定審査会委員現任研修 214名(オンライン形式)[181名]
これまでの取組に対する評価
〇介護給付適正化の取組みについては、保険者の体制等にも差があり、また、保険者単独では実施することが難しい取組みもあることから、各種研修会の実施やケアプラン点検員の派遣等の支援を通じ、各保険者の取組みを支援し、一定の成果を挙げている。
〇今年度については、昨年度に引き続き、特に感染対策が求められる介護職等を対象とした介護認定調査員研修等をオンライン研修に切り替える等、新型コロナウイルス感染症影響下で、効果的に事業を実施することができた。