これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【目標】
・人権に配慮した適正な精神医療の確保及び入院制度等の適切な運用を図る。
・警察や矯正施設等からの通報に対し、適切な医療機関につなぐとともに、入院後も医療機関と連携を図りながら早期退院に繋がるよう努める。
・DPAT隊編成に向けて取組を進めていく。
【取組状況】
・近年の措置入院の支払件数及び医療費の推移
平成20年度 235件(29,310千円)
21年度 195件(19,294千円)
22年度 123件(18,620千円)
23年度 131件(20,076千円)
24年度 138件(17,090千円)
25年度 152件(17,465千円)
26年度 139件(18,200千円)
27年度 110件(14,942千円)
28年度 62件(6,103千円)
29年度 72件(5,817千円)
30年度 51件(8,390千円)
令和元年度 58件(6,821千円)
2年度 60件(11,462千円)
・DPAT先遣隊の編成に向けて、医療機関に国が主催する研修会へ参加していただいた。
・人権に配慮した適正な精神医療の確保及び入院制度等の適切な運用を図ることを目的として、精神医療審査会(毎月1回開催)で入院の適否について審査や、精神科病院に対する実施審査を行っている。
・措置入院者を対象に、措置入院解除後、地域で安心して生活を送ることができるよう、マニュアルに基づいた退院後の支援を実施している(調整会議の開催、退院後支援計画の作成)。
これまでの取組に対する評価
・精神障がい者の医療及び保護のために必要な入院が適正に実施されている。
・人権に配慮した適正な精神医療の確保及び入院制度等の適切な運用を行っている。
・措置入院者が措置入院解除後(退院後)地域で安心して生活を送ることができるよう、関係機関と連携し、退院後支援計画の作成をおこない、退院後支援計画に基づく支援を実施している。マニュアル作成前よりも、丁寧かつ時間をかけた支援を行っている。
・心の健康フォーラム
精神障がいに関して、社会的関心の高いものをテーマに取り上げることで、より多くの人が精神保健に関心を持つことになり、精神保健福祉に関する知識の普及啓発が図られている。
・こころの健康啓発事業
精神保健福祉に関する情報を来場者に広く提供することにより、地域住民に対する精神障がいへの理解を深める良い機会となっている。