これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○第11回全共では、平成25年4月に第11回全共推進委員会を設立(出品に係る事業計画の策定、概算経費及び負担割合等を決定)。
○平成25年5月に第11回全共出品対策部会を設立(11回開催し、出品に関する具体的な対策や反省を行った)。
○肉牛区については、出品候補者を繁殖肥育一貫農家10名を早々に決定し、優秀な雌牛に「白鵬85の3」「百合白清2」を掛け合わせた優秀な受精卵移植渡して、候補牛の生産、哺育育成から肥育までストレスなく出品牛を飼育する方式に加えて、ゲノム育種価の活用という最新技術により第7区肉牛群では1位を獲得することができた。
○一方、種牛については、全共出品に係る飼養管理指導や、調教、毛刈などの指導ができる技術者がおらず、鹿児島県から技術者を招いて一時的に指導を受けたり、手探りの状態で出品対策を進めてきた。
○第12回全共肉牛区の出品種雄牛を決定。6区「元花江」7区「白鵬85の3」8区「元花江」「隆福也」。
○肉牛区の出品候補者を11名に決定。
○肉牛区第6区「元花江」25頭、第7区「白鵬85の3」24頭、第8区「隆福也」12頭「元花江」6頭の出品候補牛を確保。令和3年3月、7月、10月と巡回調査を実施。10月調査時から超音波肉質診断を開始、肉質調査も進めている。
〇種牛区第6区「元花江」の候補牛を一堂に集めた子牛調査会を実施(令和3年8月24日)24頭の候補牛から特徴や斉一性を調査した。
〇種牛区第4区(繁殖雌牛群)、第5区(高等登録群)の候補牛を一堂に集めた集合審査会を実施。
これまでの取組に対する評価
○第11回全共での反省を踏まえ、前回より半年早い平成29年11月から出品対策に取りかかっている。
〇平成30年2月には第12回全共出品対策部会を設立し、目標設定や取組方針について決定した。
○特に種牛区については、県内全共技術者を養成するための技術研修をスタートした。鹿児島県共進会の視察、県外からの講師招へいによる実地研修を実施してきた。令和2年度、3年度とコロナの影響で講師招聘できておらず、県外講師なしでの県内研修を行ってきた。毛刈りや調教の技術も習得できているが、全共出品牛の仕上げ時には、県外講師を招聘したいところ。
〇出品候補牛は前回なみに確保できている。肉牛区については、前回57頭に対して、今回は67頭確保できており、計画通りに進められている。
○種牛区は2区、3区以外は出品候補牛が絞られてきており、前回並み以上の成績が期待できそうな状況。