〇SDGsの推進や、コロナ禍を契機としたライフスタイルの変化により、消費者の安全安心志向、社会貢献意識が高まっている。
〇特に5〜10年後に消費の主要な層を占める世代は気候変動やSDGs等に関心が高く、単にスローガンに留まらない食・生活スタイルを有しているため、この社会意識の変化をとらえて改めて地産地消の意義を訴求するとともに、小売事業者と連携して地産地消を活かした消費促進実証事業や新たな切り口の「食のみやこ鳥取」の情報発信を展開する。
【地産地消の優位性】
地産地消は、産地から消費地の距離が近いほど以下の項目について効果を増す。
・「輸送コスト」、「鮮度」
・地場農産物としてアピールする「商品力」
・子どもが農業や農産物に親近感を感じる「教育力」
・地域内の物質循環
・コミュニケーションによる「地場農産物」への愛着心や安心感の深まり