鳥取うみなみロード(全長約152km)のうち、県東部の鳥取砂丘〜東浜のうち鳥取県管理区間(約18.6Km)について、矢羽根の設置、注意喚起の路面表示や案内看板の設置整備を先行的に実施する。
《NCR要件》
ナショナルサイクルルートの指定要件のうち、走行環境整備については次の2点が必要。
○誰もが安全・快適に走行できる環境を備えていること
・都市部(DID地区)においては、自転車専用道路又はガイドラインに基づき市区町村の自転車活用推進計画における自転車
ネットワーク計画に位置づけた上で、適切に歩行者・自動車と分離された自転車通行空間が整備されていること
(暫定形態を含む)。
・郊外部(DID地区以外)においても、自転車専用道路又はガイドラインに基づき、適切に歩行者・自転車と分離された自転車
通行空間が整備されていること(暫定形態を含む)。
ただし、自動車交通量が概ね10,000台/日以上でかつ車道混在の場合は、更に外側線の外側に1.5m以上(やむを得ない
場合は1.0m以上)の幅員を確保すること。
・さらに、車道混在の場合は、100m程度の間隔で矢羽根を設置、または外側線の外側に1.0m以上の幅員(排水施設等の幅員
を除く)を確保することとし、自動車交通量が10,000台/日以上の場合は外側線の外側に1.5m以上(やむを得ない場合は1.0m以
上)の幅員を確保した上で100m程度の間隔で矢羽根を設置することとする。
○誰もが迷わず安心して走行できる環境を備えていること
・ルート全線で統一された仕様により、ルート名、自転車ピクトによる経路や距離に関する路面表示及び案内表示が設置されてい
ること。(共に、単線部は概ね5kmごと、分岐部:必要箇所全箇所)
・海外のサイクリストでも認識可能な多言語(日英2か国語以上)やピクトグラムでの案内となっていること。
《整備箇所》
起点 | 終点 | 施工延長 | 施工概要 | 要求額 |
国道178号
(岩美町小羽尾地内) | 県道湯山鳥取線
(子供の国入口交差点) | 約18.6キロメートル | (看板設置)
大型標識等 41枚
注意喚起表示板 19枚
(路面標示)
矢羽根矢印 494箇所
注意喚起 183箇所 | 20,265千円 |
《期待できる効果》
東部地域でかつ県内有数の観光地である鳥取砂丘周辺から岩美町にかけての県道部分を先行して整備し、矢羽根等の
整備状況を一般県民や観光客に見てもらうことで、東部地域のサイクルツーリズムの盛り上がりも期待することができる。
今回要求額 20,265千円
(内訳)
・路面表示費用(矢羽根、注意喚起標示)
・案内看板設置費用(注意看板、観光案内、位置情報看板など)
・その他諸経費など