現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和4年度予算 の 福祉保健部のとっとりデータ・ヘルスアップ事業
令和4年度
9月補正予算 特別会計 (国民健康保険運営事業) 一般事業要求
事業名:

とっとりデータ・ヘルスアップ事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

福祉保健部 医療・保険課 国民健康保険担当 

電話番号:0857-26-7165  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 39,609千円 789千円 40,398千円 0.1人
39,609千円 789千円 40,398千円 0.1人

事業費

要求額:39,609千円    財源:国10/10(国民健康保険保険者努力支援交付金) 

一般事業査定:計上   計上額:39,609千円

事業内容

1 事業の目的、概要

鳥取県国民健康保険団体連合会(以下「国保連合会」という。)が保有する県内国保加入者の健診・医療・介護等のビッグデータ(以下「健康ビッグデータ」という。)を、国保連合会が設置・運営している健康・医療データ等共同分析会議(国保連合会、鳥取大学医学部・工学部、県等が参画)において分析し、国保加入者及び保険者(市町村)にアプリケーションを通じて国保加入者の現在の疾病リスクや将来予測等の情報を提供することで、予防行動・受診行動に繋げ、健康寿命の延伸を図る。

     <各年度の事業概要>
      R4年度:保険者向けアプリケーションの開発
      R5年度:国保加入者向けアプリケーションの開発
      R6年度:AIを活用した将来の疾病発症リスク予測を導入

2 主な事業内容

 KDBシステムの健康ビッグデータ及びその分析結果等を基に疾病のハイリスク者を抽出する機能を提供するととも個人単位の医療・健診データをわかりやすく表示し、保険者において効果的かつ効率的な保健事業を行うために、国保連合会が行うアプリケーションの開発経費を負担する。 ※KDB(国保データベース)システム:国民健康保険団体連合会が管理する「特定健診・特定保健指導」、「医療」、「介護保険」等に係る統計情報を保険者向けに情報提供するシステム。

(1)保険者向けアプリケーションの開発

  1)アプリケーションの概要

      KDBシステムの健康ビッグデータ及びその分析結果等を基にした人工透析・脳卒中・介護フレイル等のハイリスク者の抽出機能の提供

      〇疾病のハイリスク者として抽出した者の経年の医療・健診データ(グラフや表)の表示、出力等

      〇保険者が保健指導等に活用するための県全体や市町村・地区単位の健診・医療・介護に関する傾向などの表示

  2)今回開発しようとするアプリケーションの特徴
      〇健康・医療データ等共同分析会議で実施した医学的エビデンス等の基準に沿ったハイリスク者の抽出機能や保険者が把握している地域の健康課題に応じた独自の抽出条件を設定できる機能を提供し、また、抽出されたハイリスク者にひも付いている健診・医療・介護等の情報もアプリ上の一つの画面に表示する。これらの機能により、ハイリスク者の抽出から個人の情報把握まで保健指導の準備に係る一連の作業が容易となり、保健指導を実施する人数の増加や個々の健康課題に応じた具体的な保健指導の実施につながる。

      〇保険者が、疾病のハイリスク者の経年の医療・健診データ(グラフや表)を保健指導の説明資料として活用することにより、わかりやすく現状を伝え行動変容を促しやすくなり、効果的な保健指導を行うことができる。

      〇県全体や市町村・地域ごとの医療費や疾病等の分析結果データ(健康・医療データ共同分析会議での分析によるもの)をアプリ上で提供することで、保健指導や健康教室において対象者の関心を高めることができる。

【健康・医療データ等共同分析会議の概要】

    〇構成員

    鳥取大学医学部、同学工学部、市町村、アプリケーション開発等関連会社、国保連合会(事務局)及び県

    〇これまでの分析内容

    国保連合会が保有する健診・医療・介護等のデータをもとに医療費分析、疾病傾向分析、市町村ごとの健康課題分析、将来の疾病リスクの分析を行っている。

(2) 令和5年度以降の事業展開


    今年度開発する保険者用のアプリに加え、国保加入者向けにAIを活用した疾病の将来予測等を行うアプリを開発し、健康意識の啓発や予防対策の提案により行動変容を促し、健康寿命の延伸に繋げる。
    年度
    事業内容

    R5年度事業
    ●国保加入者向けのアプリ開発

      経年的な健診結果や現在の疾病リスク等

    R6年度事業
    ●AIを活用した疾病の将来予測

    (国保加入者向け)「〇年後に〇〇%の確率で糖尿病になる」等将来的な疾病リスクの表示等

    (医療保険者向け)「〇年後に糖尿病になるリスクが高い被保険者」の抽出等

  

3 要求額

 負担金 39,609千円(財源:国10/10)

4 今後のスケジュール

令和4年10月〜  データ分析及び保険者向けアプリ開発
      令和5年3月     保険者向けアプリ完成

      令和5年4月〜   保険者向けアプリ運用開始

      令和5年度     国保加入者向けアプリ開発

      令和6年度     AIを活用した疾病リスクの将来予測の導入


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<目標>
・ 自発的な健康づくり活動や生活習慣病等といった予防を促す事業を実施し、個人が健康意識を高め、生活習慣の改善や自発的な健康づくりに取り組むことで、健康寿命の延伸及び医療費の適正化を図る。

これまでの取組に対する評価


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 39,609 39,609 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
計上額 39,609 39,609 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0