1 補正要求の内容
令和3年度における舂米発電所のコンセッションによる運営権対価収益の一部を令和4年度に一般会計へ繰り出すが、当初見込額よりも繰り出し額が増額となったため補正を要求するもの。
2 補正所要額
32,381千円(81,151千円(繰出額)-48,770千円(現計予算額)=32,381千円(要求額))
繰出金算定基準
令和3年度における運営権対価(分割金)の収入のうち、舂米発電所のコンセッション移行後も県が負担すべき経費を除いた額を令和3年度の電気事業会計の純利益の額を限度として繰り出す。
(1)令和3年度運営権対価分割金の額 111,330千円(税抜き)・・・(ア)
(2)県が負担すべき経費は以下のとおりとする。
・ コンセッションに係る人件費(2名分※トータルコストによる人件費額とする。)
・ 市町村交付金
・ 流水占用料
・ 補償費(漁業補償、利水協議会水路補償)
・ ダム負担金(日野川第一発電所のみ)
・ 小鹿第一発電所送電線負担金に係る減価償却費(小鹿第一発電所のみ)
【令和3年度の経費】
人件費 | 7,870千円×2人=15,740千円 |
市町村交付金 | リニューアルに係る交付金の支出は令和4年度からのため計上しない。 |
流水占用料 | 11,046千円(税抜) |
補償費 | 漁業補償1,659千円
水路補償1,734千円 |
合計 | 30,179千円・・・(イ) |
(3)令和3度電気事業会計純利益 106,717千円・・・(ウ)
(4)繰出金の算出
舂米発電所のコンセッション移行後も県が負担すべき経費を除いた額
111,330千円(ア)−30,179千円(イ)=81,151千円(<106,717千円(ウ))