これまでの取組と成果
これまでの取組状況
県内における思いやり消費(エシカル消費)の認知度向上及び実際の消費行動への結びつけを行う。
〇これまでの取組状況・改善点
初期段階では中規模イベントやメディア露出を展開してきたが、徐々に教育現場や事業者など地域と連携した取組に移行してきた。
(H27〜29)
・消費者庁:倫理的消費調査研究会への参画、
日本エシカル推進協議会への加入
・シンポジウム開催、メディアミックス広報
・子ども「エシカル・ラボ」(思いやり消費研究室)の実施
・とっとり「エシカルマルシェ(思いやり消費産品市)」開催
・「お金名人」を活用したエシカルCD作成
(H30〜R2)
・エシカルソングDVD(ダンス)の作成(H30)
・エシカル消費フェアの開催(小売事業者への委託事業)(R元・2)
・図書館でのエシカル消費啓発展示(R2〜)
・生協連との包括連携によるエシカル消費普及
(R3)
・図書館等でのエシカル消費啓発展示(貸出)
・エシカル消費標語コンテストの実施
(中学生対象:消費者教育とあわせて教育機関と連携実施)
これまでの取組に対する評価
H30年度に実施した「消費生活に関する県民意識調査」では、思いやり消費(エシカル消費)について「(意味を含めて)理解している」は9.0%であるが、「実行している」内容を具体的に列挙して問う設問では、約6割が実行(例:地産地消)していると回答され、知識と行動は必ずしも一致していない。
今後、消費者へ思いやり消費の普及を推進するには、単なる概念の啓発ではなく、普及と実践の場をわかりやすく提供し、消費行動を具体化させることが重要である。