1 事業概要
平成28年にリース契約を行った模擬運転装置(四輪用)(以下「四輪用ドライビングシミュレータ」)の更新、令和4年度末で契約が満了する公安委員会の行う行政処分者講習及び更新時講習に要する経費。また、令和3年11月補正で債務負担行為設定をした安全運転管理者講習について、受講対象者が増加したことにより委託料を増額するもの。
2 事業内容
○四輪用ドライビングシミュレータ賃貸借料及び保守
道路交通法施行規則第38条により、運転免許試験場における停止処分者講習及び違反者講習で使用することとされており、実車では体験できない交通事故その他危険場面等を擬似的に運転体験させて危険予測を学習させる装置を整備するもの。
〇行政処分者講習委託
道路交通法第108条の2第1項第3号及び第13号により停止処分者講習及び違反者講習の受講義務がある者に対して実施する講習を民間委託する。
〇運転免許証更新時講習委託
道路交通法第108条の2第1項第11号に定める更新時講習を民間委託する。
○安全運転管理者講習委託(増額)
道路交通法第108条の2第1項第1号の規定に基づき、安全運転管理者に対する講習の通知業務及び講習会の開催業務を委託する。
3 債務負担行為設定期間
令和5年度から令和12年度まで
【賃貸借及び委託期間】
名称 | 期間 |
四輪用ドライビングシミュレータ賃貸借及び保守 | 令和5年10月1日〜令和12年9月30日(7年間) |
行政処分者講習委託 | 令和5年4月1日〜令和7年3月31日(2年間) |
運転免許証更新時講習委託 | 令和5年4月1日〜令和7年3月31日(2年間) |
安全運転管理者講習委託 | 令和4年4月1日〜令和6年3月31日(2年間) |
4 要求理由
○四輪用ドライビングシミュレータ賃貸借及び保守
令和5年度にリース契約を満了し、現在使用している四輪用ドライビングシミュレータは製造を中止しており、今後部品供給が困難となることから、新たな機種を更新するため。
○行政処分者講習委託及び更新時講習委託
令和5年度から6年度の2か年契約とするため。また、令和5年4月1日から委託業務を開始するに当たり、受託者が人員・体制確保に要する期間を考慮し、令和4年度中の入札及び契約締結することが必要である。
○安全運転者講習委託
令和3年11月補正で債務負担行為を設定したが、安全運転管理者等講習の受講対象者が当初予定していた人数よりも増加したことにより、増額するため。
5 債務負担行為要求額
債務負担行為額 217,104千円
(委託料 128,834千円 使用料及び賃借料 88,270千円)
(単位:千円)
名称 | R5 | R6 | R7 | R8 | R9 | R10 | R11 | R12 | 計 |
四輪用ドライビングシミュレータ賃貸借及び保守 | 6,305 | 12,610 | 12,610 | 12,610 | 12,610 | 12,610 | 12,610 | 6,305 | 88,270 |
行政処分者講習委託 | 24,507 | 24,507 | | | | | | | 49,014 |
運転免許証更新時講習委託 | 39,608 | 39,608 | | | | | | | 79,216 |
安全運転管理者講習委託 | 604 | | | | | | | | 604 |
合計 | 71,024 | 76,725 | 12,610 | 12,610 | 12,610 | 12,610 | 12,610 | 6,305 | 217,104 |