これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・教育振興基本計画(平成31(2019)年度〜2023年度)の施策1−(1)社会全体で取り組む教育の推進に基づき、以下の3項目の達成を目標とする。
「学校支援ボランティア登録者数9000人以上」
「コミュニティ・スクールを全ての公立学校に導入」
「地域学校協働本部を全ての公立学校に設置」
<取組状況・改善点>
・新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域との連携・協働による取組を進めていくためにコミュニティ・スクールの導入促進・取組充実に取り組む市町村を支援を行う。(コミュニティ・スクール推進研修会兼地域学校協働活動研修会の開催:11月22日、12月20日、1月21日開催予定)
・CS・地域学校協働活動啓発パンフレット作成・配布
・補助金を活用する全市町村に対し、事業実施状況の聞取り調査を行い、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進の体制構築を図った。
・地域連携担当教職員の人材育成として、教職員が島根大学で開催される社会教育主事講習を受講する経費を負担した。
「鳥取県子どもの貧困対策推進計画(第二期計画)(R2.4策定)」に基づき、福祉部局と連携を図って地域未来塾等の取組を推進している。と併せて、スクールソーシャルワーカーの配置等による福祉部局と教育委員会との連携強化を図っているところである。
・地域学校協働活動(放課後こども教室、地域未来塾又はその他の地域学校協働活動)は全市町村で実施されている。
・放課後子どもプランの推進状況としては、全ての市町村で、放課後子供教室と放課後児童クラブの両方もしくはどちらかが取り組まれている。
これまでの取組に対する評価
・R3コミュニティ・スクール状況
県内公立小中学校では、3市9町村(鳥取市・倉吉市・境港市・若桜町・湯梨浜町・北栄町・日吉津村・南部町・伯耆町・日野町・江府町・北栄町)の114校、全体の65.9%が導入済であり、来年度から一部導入を含む全市町村の導入に向け準備をしている市町村・学校もあり、なお一層、導入を推進していく。
・実際に取り組んでいる市町村、学校、地域からは、学校教育の活性化、児童生徒の学習意欲の向上に繋がったなど、おおむねよい評価を得ている
・地域人材や民間団体等幅広く連携をすすめ、学校をプラットフォームとした総合的な子どもの貧困対策の展開を進めている。また、その取組内容については、各市町村が地域の実情に合わせて工夫展開しているところである。
・地域学校協働活動が学校の支援活動にとどまっている場合もあり、学校と地域が目指すべき子ども像を共有して活動を実施するよう意識付けが必要である