事業名:
郷土情報発信事業
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教育委員会 図書館 郷土資料課
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和4年度当初予算額 |
2,726千円 |
24,925千円 |
27,651千円 |
2.8人 |
1.0人 |
0.0人 |
令和4年度当初予算要求額 |
2,726千円 |
24,925千円 |
27,651千円 |
2.8人 |
1.0人 |
0.0人 |
R3年度当初予算額 |
3,321千円 |
25,803千円 |
29,124千円 |
2.9人 |
1.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:2,726千円 (前年度予算額 3,321千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:2,726千円
事業内容
1 事業の目的・概要
・郷土資料(地域資料)を収集・保存するとともに、資料の利用促進を図る。紙媒体の収集に加え、郷土関係資料のデータベース化を推進し、後世に郷土資料を継承するための保存・活用を進める。
・鳥取県出身の文学者及び鳥取県の自然や文化について興味、関心を喚起する資料展や講演会を開催する。県内の関係機関や市町村立図書館、学校図書館と連携し、広く県民へ情報を発信する。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | ふるさとの歴史再発見事業 | 1 資料展及び郷土文化講演会の開催
2 鳥取県の昔話を聞く会の開催 | 1,396 | 1,904 | 資料修復なし |
2 | 郷土文学者情報発信事業 | 鳥取県を舞台とした作品や郷土出身文学者の作品に触れる「鳥取文学講座」を開催 | 148 | 40 | 「鳥取文学講座」を開催 |
3 | 「文字・活字文化の日」記念事業 | 「文字・活字文化の日」を記念し、地方出版文化功労賞受賞者による講演会を開催 | 73 | 268 | 資料展は1に統合 |
4 | 地域資料データベース等サービス事業 | 日本海新聞の記事索引サービス、マイクロフィルム閲覧サービスを提供 | 1,109 | 1,109 | |
合計 | 2,726 | 3,321 | |
背景・課題
・鳥取県の歴史や文化、文学者等の研究は、県内外の研究者や地域住民の手で進められているが、その活動及び文学者自身が県民に広く知られているとはいえない。近年、県民活動による顕彰等の取組が、若い世代でも見られるようになってきた。
・郷土資料の利用者として研究者や学生が多くみられるが、新規利用者の開拓が必要である。
・鳥取県立図書館で実施した事業の成果を市町村立図書館などと連携し、県民に広く周知する工夫が必要である。
・郷土資料(館蔵和古書を含む)の中には希少的価値や鳥取県における文化的価値の高い資料も含まれており、資料の劣化や散逸を防ぐ対策が急がれる。
前年度からの変更点
・鳥取県で活躍する研究者や文学者等を講師とする講座を開催する。
・特別資料展を1回に減らす。
期待される効果
・資料展、講演会の開催を通じて、県民にふるさとの誇りを伝え、愛着心を高めることができる。また、イベントをきっかけに図書館利用者の新規開拓が期待できる。市町村立図書館等と連携することにより、県立図書館に来館できない県民への働きかけも可能となる。
・郷土資料を収集・保存し、後世に資料を継承することは図書館の重要な任務の一つである。劣化により利用に支障をきした資料を修復するとともに、定期的な補修を実施することにより、長年にわたり資料の継承と利用が可能となる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・郷土資料(地域資料)を収集・保存するとともに、資料の利用促進を図るとともに、後世に郷土資料を継承するための保存・活用を進める。
・鳥取県出身の文学者及び鳥取県の自然や文化について興味、関心を喚起する資料展や講演会を開催し、広く県民へ情報を発信する。
<数値目標>
・県立図書館HPの「鳥取県の情報」「郷土人物文献データベース」へのアクセス数
基準数値に対し毎年2.0%増
基準数値:平成28年度 14,951件
直近実績:令和2年度 16,120件
<取組状況>
・資料展では、鳥取初や鳥取で始まったことなどに関する内容で行った。鳥取の魅力を発信し、夏休みの子どもたちの調べ学習の参考にもなった。
・鳥取県を発信する企画展示など、社会的な課題を捉えて実施した。・鳥取大学など公的機関、県民活動による団体との連携により、地域に関わる歴史、文化事象を発信した。
・現在30テーマある調べ方案内「郷土学習ガイド」は内容修正を行い、最新情報を加え公開した。学校や図書館ほか、小学生の夏休みの自由研究、当館主催の鳥取県ジュニア司書養成講座等で利用されている。
<改善点>
・外部との協力体制を構築する。
・参加者主体となる、参加しやすい講座形式による企画を立案する。
これまでの取組に対する評価
●郷土や文字・活字の普及啓発(資料展・講演会の開催)
郷土文化講演会、「文字・活字文化の日」記念事業(記念講演会)、郷土人物顕彰資料展を開催し、鳥取県の魅力や人物の功績を広く周知することができた。
●「郷土文学者シリーズ」の刊行(平成16年度から29年度)郷土文学者についての研究成果を発信し、県内外からの問い合わせもある。郷土文学者の情報発信につながっている。
平成16年度:尾崎放哉
17年度:生田春月
18年度:田中寒楼
19年度:河本緑石
20年度:伊良子清白
21年度:生田長江
22年度:尾崎翠
23年度:池田亀鑑
24年度:阪本四方太
25年度:マンガ小冊子(放哉・翠・緑石・長江、小学生向け)
26年度:とっとり文学の情景
27年度:大江賢次
28年度:鳥取ゆかりの女性文学者
29年度:とっとり文学の情景 増補版
●インターネットを活用した情報発信
ホームページで「鳥取県の情報」を更新しながら発信している。地域資料データベースの提供や児童生徒の調べものに役立つ資料やサイトを紹介した「郷土学習ガイド」の公開により、児童・生徒の郷土学習に活用されている。今後はふるさとキャリア教育にも活用できるよう情報を充実していく。
●資料保存・活用
平成28年度より郷土資料を含む所蔵資料のデジタル化の検討をはじめ、平成30年度にはデジタル化資料の作成を開始。
平成30年度からは継続してデジタル化の利便性を紹介する展示を他機関を会場として実施することができた。
令和3年3月には、「とっとりデジタルコレクション」を公開し、来館しなくてもインターネット上で貴重な郷土資料が利用でき、利便性が高まっている。
●タイアップによる図書館活用の推進県関係課や関係機関と連携した資料展や企画展示等を行い、新規利用者の増加につながっている。
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
3,321 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
50 |
0 |
3,271 |
要求額 |
2,726 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
60 |
0 |
2,666 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
2,726 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
60 |
0 |
2,666 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |