これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
〇地域の歴史や文化に関する資料を容易に利用できる環境を整え次世代に伝え残していくため、図書館の貴重な資料のデジタル化を推進するとともに、望ましいデジタルアーカイブシステムを構築する。
<取組状況・改善点>
○平成15年度〜17年度:絵図のデジタル化
利用希望の多かった38種、89点の絵図を対象に所蔵絵図のデジタル化に取り組み、絵図の画像をホームページで公開。
○平成29年度:「総合的なデジタル化計画」の作成、LAN環境の整備、デジタル化計画を総合的に運営管理できる職員育成のための研修派遣を実施した。
〇平成30年度〜令和2年度:デジタル化予定資料の中から優先順位を考慮し、書画等のデジタル化を実施。
(数値目標) 令和4年までに2,885点をデジタル化して登録
〇令和2年度:「とっとりデジタルコレクション」の構築を行った。
(数値目標) 「とっとりデジタルコレクション」へのアクセス数
令和4年度末までに20万件
これまでの取組に対する評価
・「総合的なデジタル化計画」については、「鳥取県立図書館の目指す図書館像」(平成29年度第二次改定)と相互に連携しながら計画を進めた。
・県民にとってよりよいデジタル化計画となるよう国立国会図書館職員を講師とした研修や、外部アドバイザーからの助言指導を適宜受け、計画に反映させた。
・県立公文書館、県立博物館、埋蔵文化財センター等と定期的に情報交換を行うとともに、市町村立図書館、大学図書館等の意見も反映させた「とっとりデジタルコレクション」の構築を行った。
・ジャパンサーチや国会図書館デジタルなどとも連携を行い、幅広く検索できるようにし、予想以上のアクセス件数となっている。
(令和3年9月末のアクセス数は約12万5000件)