事業名:
未来につなぐ高校生活支援事業
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教育委員会 高等学校課 指導担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和4年度当初予算額 |
8,992千円 |
10,252千円 |
19,244千円 |
1.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和4年度当初予算要求額 |
10,841千円 |
10,252千円 |
21,093千円 |
1.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
R3年度当初予算額 |
10,971千円 |
10,297千円 |
21,268千円 |
1.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:10,841千円 (前年度予算額 10,971千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:8,992千円
事業内容
1 事業の目的・概要
未来を担う高校生の学校生活を支援するため、以下の取組を行う。
<とっとり夢プロジェクト事業>
創造力とチャレンジ精神を持った高校生の自由な発想での主体的な企画、活動を支援することにより、高校生の自主性や個性を伸ばすとともに、学校や地域の活性化につなげる。
<いじめ問題支援事業>
学校でのいじめや不登校が全国的に問題になっており、初期段階でその兆候を見つける「未然防止」及び「早期発見・早期対応」が求められている。そのために、心理検査の実施により、学校内での人間関係を客観的に把握し、生徒一人ひとりへの適切な対応を図る。
<高校生マナーアップ推進事業>
高校生の社会の一員としての望ましい在り方・生き方の自覚を高め、高校生の規範意識の向上を図るため、大人が手本となり、県民全体で高校生を見守り育てる運動を展開する。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | とっとり夢プロジェクト事業 | ○支援対象
県内の高校、特別支援学校高等部及び高等専門学校に在籍する個人又はグループで行う自主的な活動
(対象となる活動)
・学校の枠を超えて他の生徒の模範や励みとなり、学校の活性化に資する活動
・学年、学校、校種等既存の枠を超えた創意工夫あふれる活動 | 2,000 | 2,000 | |
2 | いじめ問題支援事業 | ○心理検査(hyper-QU)を活用した生徒の状況把握
・全県立高校でhyper-QUを年2回実施
<対象>全日制1、2年生、定時制1〜3年生
<必要性>
・入学後の早い段階で心理検査を実施し、新しい人間関係における生徒の状況や不安を把握
・人間関係が構築されてきた夏休み後に心理検査を実施し、前回との変化の様子を把握することでより深い生徒指導・生徒理解につなぐ
・2年生は新年度のクラス替えや固定化された人間関係に苦しむ時期でもあり、心理検査で進級後の早い段階で生徒の状況を把握し、生徒理解に努める
・1年生と同様に、夏休み後の学校祭や運動会等の人間関係に影響を与えやすい行事の後に定期的な心理検査を実施することで生徒の安定的な学校生活を支援
・生徒の状況変化をとらえるためにも、年2回の実施が必要
○教職員の研修
・心理検査結果の分析や活用に関する研修会の実施
・生徒指導等に関する研修会の実施 | 8,791 | 8,921 | 対象生徒数の減による委託料の減 |
3 | 高校生マナーアップ推進事業 | ○「高校生マナーアップさわやか運動」の実施(年2回)
・JR駅周辺及び各高等学校及び特別支援学校校門付近における、あいさつ運動、マナーアップ呼びかけ
・通学列車乗車による乗車マナー指導
・各高等学校及び特別支援学校近辺及び主な通学路における自転車乗車指導 | 50 | 50 | |
合計 | 10,841 | 10,971 | |
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背景
<いじめ問題支援事業>
(1)hyper-QU検査
・全国的にいじめへの学校の対応等が問題となり、高校においてもいじめを早期発見し、対応することが求められていることから、学校内での人間関係を客観的に把握し、生徒への適切な対応を図るため、平成24年度9月補正予算で1回分のhyper-QUの経費が措置された。
対象:全日制1,2年生、定時制1〜3年生
・平成25年度から平成27年度までは、全日制1,2年生、定時制1〜3年生対象に年2回実施、平成28年度は全日制1年生、定時制1〜3年生は年2回、全日制2年生のみ年1回実施、平成29年度から全日制1、2年生、定時制1〜3年生対象に年2回実施した。
【全日制3年生を対象外とする理由】
・進路に向かう時期であり、いじめの発生や不登校は少ないと思われるため
【年2回実施する理由】
・年2回実施することで、生徒の状況変化に対して、素早く対応することができる。新しい人間関係ができつつある5〜6月に1回目を実施し、配慮等が必要な生徒への支援を行い、9〜11月頃に2回目を実施することで指導の経過を見たり、新たな支援について検討する等、支援の必要な生徒に対し教職員の共通理解のもと適切な支援を行う。年2回実施することで、生徒個々の状況変化だけでなく、クラス全体の状況変化にも気づくことができ、必要な対策を講じることができる。
(2)hyper-QU活用研修会
令和3年度:7月26日(月)オンラインで実施
(3)生徒指導担当教員研修会
令和3年度:6月8日(火)倉吉体育文化会館にて開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
高校生の学校生活を適切に支援する。
・いじめ問題支援事業は、心理検査については、これまでの検査結果の見方、考え方を目的とした研修の成果もあって、各学校での活用が定着してきている。令和3年度の研修においても、基本的なデータの読み取りから、実践的なミーティングの方法を学び、有効活用を図っている。
・高校生マナーアップ推進事業は、活動が定着してきたこともあり、高校生はもとより、地域住民に意識啓発の機会として受け止められてきている。
これまでの取組に対する評価
・いじめ問題支援事業については、研修会に参加した教職員が研修会の内容を校内でひろめ、hyper-QUの検査結果を職員集団で共有し、「チーム」としての取組を進めている。また、教員ひとりひとりの生徒に対する理解が深まり、手厚い支援を行うことができている。高校生マナーアップ推進事業は、事業が定着しており、地域からの理解を得ている。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、活動は制限されているが有効な取組である。
財政課処理欄
hyper-QUは、検査結果を十分に利用していない学校も見受けられることから、回数を精査しました。必要に応じて、学校裁量予算を活用するなど対応してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
10,971 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10,971 |
要求額 |
10,841 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10,841 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
8,992 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
8,992 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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0 |