<教員採用試験受験者確保のための取り組みの強化>
〇関西会場での一次試験実施の拡大
令和3年度に実施した教員採用試験では、小学校教諭、特別支援学校教諭、養護教諭の一次試験を関西会場で実施したところ、県外出身の志願者、採用人数の確保に大きく寄与した。県内出身志願者が減少する中、志願者確保を図るため、中学校教諭においても関西会場の設置を予定。一つの会場では、全受験者を収容できないため、関西会場は2会場で試験を実施する。(令和元年度実施試験において初めて関西会場を設置(小学校のみ)、令和2年度は特別支援学校教諭を追加して実施、令和3年度は更に養護教諭を追加して実施。)
<教員採用試験問題作成等外部委託の拡大>
令和3年度実施の教員採用試験では、小学校教諭及び特別支援学校教諭において、問題作成及び採点業務を外部委託していたが、他の試験区分にも拡大し、勤務時間の上限に関する方針の遵守に向けた教職員の負担軽減及び志願者増加による優秀な教員の確保を図る。
〇デジタル広告の活用
令和5年度教員採用試験出願期間に合わせて、デジタル広告(大阪駅・三宮駅等デジタルサイネージ又はWEB広告)等を活用し、受験者の確保を図る。関西会場の増設を踏まえ、「鳥取で教員をすることの魅力」をPRし、特に県外からの受験者を増やす狙い。広告の素材は、外部委託して作成するプロモーション動画等を活用する。
〇高校生段階からの教職指向性の高い生徒の育成
高校生段階から、教職への意識を高める為に、山陰教師コンソーシアムのプロジェクトの一つとして、島根大学校教育学部に特別なオープンキャンパス(体験入学)を実施していただき、「未来の教師」育成プロジェクトの参加生徒(拠点校として県内高校8校を指定)が参加する。参加手段として大型バスをチャーター(各地区から計5台)するため。