これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
読書活動により、鳥取県の未来を担う子どもたちの心豊かな成長を促す。
<取組状況・改善点>
(1)子ども読書アドバイザー派遣事業
保護者研修会等に鳥取県子ども読書アドバイザーを派遣して、子どもにとっての読書の大切さや読み聞かせの具体的な方法について研修を行った。
【派遣件数】
R2:11件 R1:23件 H30:17件 H29:25件 H28:25件
(※新型コロナウイルスの影響により派遣件数が減少している。
R3.9月末申し込み件数:10件)
(2)子ども読書アドバイザー研修会
鳥取県子ども読書アドバイザー等を対象とした研修会を開催し、読み聞かせのための専門的知識、技術の向上を図った。(新型コロナウイルスの影響により令和2年度は研修会を中止し、代替として機関紙を発行した。)
【アドバイザー人数】
R3.9月時点 37名
(3)乳幼児期等の読書習慣定着のための取組
イベントの開催を通して、広く県民に子どもの読書活動について啓発することができた。新型コロナウイルスの影響で中止となった令和2年度は、代替として「子どもたちの好きな本」アンケートの結果を活用した県内書店での絵本フェア開催や県立図書館でのコーナー設置を行い、関係機関と連携して幼児期における読書活動の推進につながった。
(4)中学生・高校生ポップコンテスト
令和3年度から対象を高校生まで拡充し、読書離れの傾向が見られる中学生、高校生が本を手に取るきっかけとなった。
【応募数】
R3:1,278点(集計中)
R2:1,684点 R1:1,024点 H30:870点 H29:1,170点
(5)ビブリオバトル実施支援事業
ビブリオバトルの実施を通して、子どもたちが紹介された本に興味を持ち、読書をするきっかけとなった。(新型コロナウイルスの影響により令和3年度は休止した。)
(6)鳥取県子どもの読書活動推進ビジョン(第4次計画 H31〜H35年度)を平成31年3月に策定した。
これまでの取組に対する評価
(1)子ども読書アドバイザー派遣事業
研修を受講した保護者からは「テレビばかりでなく絵本も読んでやりたい。」等の感想があり、子どもの読書活動に関するアンケート(平成29年度実施)において、読み聞かせを行う家庭の増加につながった。
学校等で活動する読み聞かせボランティアからも「我流でやっていたところを直すことができた」等の声があり、読み聞かせを通して子どもの心豊かな成長につながっている。
(2)子ども読書アドバイザーの研修会
研修会や情報交換を行い、アドバイザーのスキルや専門知識を向上することができた。
(3)乳幼児期等の読書習慣定着のための取組
新型コロナウイルスの影響によりイベントの実施が困難となる中、代替として令和2年度に実施した「子どもたちの好きな本」アンケートは、新聞・テレビで紹介され、より多くの県民に乳幼児期の読み聞かせについてPRすることができた。
(4)中学生・高校生ポップコンテスト
新型コロナウイルスの影響によりビブリオバトル支援事業は休止したが、ポップコンテストの対象を高校生まで拡充し、子どもたちが本を手に取るきっかけとすることができた。
国語科や学校図書室の取組により、学校(学年)単位での応募も多く、生徒の読書活動の推進につながっている。