現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和4年度予算 の 教育委員会の本の大好きな子どもを育てるプロジェクト
令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:社会教育総務費
事業名:

本の大好きな子どもを育てるプロジェクト

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

教育委員会 社会教育課 生涯学習推進担当 

電話番号:0857-26-7943  E-mail:shakaikyouiku@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和4年度当初予算額 1,281千円 7,886千円 9,167千円 1.0人 0.0人 0.0人
令和4年度当初予算要求額 1,317千円 7,886千円 9,203千円 1.0人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 1,317千円 7,921千円 9,238千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,317千円  (前年度予算額 1,317千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,281千円

事業内容

1 事業の目的・概要

子どもたちが、乳幼児期から自然に本に親しみ、言葉を学び、感性を磨き、人生をより深く生きる力を身につけるために、妊娠期保護者等への啓発に取り組むとともに、子どもの読書に関わる人材の技能向上を図る。また、不読率(一ヶ月に一冊も本を読まない児童・生徒の割合)の改善のため、子どもたちが本を手に取り、読書の楽しさを体感できるような啓発に取り組む。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
鳥取県子ども読書アドバイザー派遣事業読み聞かせを通して子どもたちの読書活動を推進するため、子どもの読書に関する専門的な知識や豊富な経験を持つ「鳥取県子ども読書アドバイザー」を、保護者や読み聞かせボランティアの研修会等に派遣し、読み聞かせの方法や絵本の選び方等について助言を行う。
236
236
鳥取県子ども読書アドバイザー研修会鳥取県子ども読書アドバイザーの技能向上を図るため研修会を開催する。
231
231
乳幼児期等の読書習慣定着のための取組乳幼児期から子どもの読書習慣の定着を図るため、大型集客施設等で啓発イベントを開催し、乳幼児期・妊娠期保護者等に対して読み聞かせや読書の重要性等を啓発する。
独立行政法人国立青少年教育振興機構の『地域ぐるみで「体験の風をおこそう」運動推進事業』と共催。)
171
171
中学生・高校生ポップコンテスト読書離れの傾向が見られる中学生・高校生が読書に親しみ、本を読むことの楽しさや大切さを実感する機会とするため、本のポップ(※)を募集するコンテストを実施する。
※ポップ…書店等の店頭で見られる、本などの商品の魅力を伝えるカード
679
679
〔休止〕ビブリオバトル(書評合戦)実施支援事業ビブリオバトル(※)に関する専門的知識を有する者を県内学校に派遣し、普及を図る中で、子どもたちに読書の楽しさを伝えるとともに不読率の減少を図る事業。
令和4年度は派遣可能者の確保が困難であるため、派遣は休止する。
合計
1,317
1,317
※ビブリオバトル…書評合戦。各自が面白いと思った本を持って集まり、順番に5分程度で本を紹介する。それぞれの発表後、参加者全員で発表について2〜3分意見交換をする。最後に、一番読みたくなった本を参加者の多数決で決定する。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<事業目標>
読書活動により、鳥取県の未来を担う子どもたちの心豊かな成長を促す。

<取組状況・改善点>
(1)子ども読書アドバイザー派遣事業 
保護者研修会等に鳥取県子ども読書アドバイザーを派遣して、子どもにとっての読書の大切さや読み聞かせの具体的な方法について研修を行った。
【派遣件数】
R2:11件 R1:23件 H30:17件 H29:25件 H28:25件
(※新型コロナウイルスの影響により派遣件数が減少している。
R3.9月末申し込み件数:10件)

(2)子ども読書アドバイザー研修会
鳥取県子ども読書アドバイザー等を対象とした研修会を開催し、読み聞かせのための専門的知識、技術の向上を図った。(新型コロナウイルスの影響により令和2年度は研修会を中止し、代替として機関紙を発行した。)
【アドバイザー人数】
R3.9月時点 37名

(3)乳幼児期等の読書習慣定着のための取組
イベントの開催を通して、広く県民に子どもの読書活動について啓発することができた。新型コロナウイルスの影響で中止となった令和2年度は、代替として「子どもたちの好きな本」アンケートの結果を活用した県内書店での絵本フェア開催や県立図書館でのコーナー設置を行い、関係機関と連携して幼児期における読書活動の推進につながった。

(4)中学生・高校生ポップコンテスト
令和3年度から対象を高校生まで拡充し、読書離れの傾向が見られる中学生、高校生が本を手に取るきっかけとなった。
【応募数】
R3:1,278点(集計中)
R2:1,684点 R1:1,024点 H30:870点 H29:1,170点  

(5)ビブリオバトル実施支援事業
ビブリオバトルの実施を通して、子どもたちが紹介された本に興味を持ち、読書をするきっかけとなった。(新型コロナウイルスの影響により令和3年度は休止した。)

(6)鳥取県子どもの読書活動推進ビジョン(第4次計画 H31〜H35年度)を平成31年3月に策定した。 

これまでの取組に対する評価

(1)子ども読書アドバイザー派遣事業
研修を受講した保護者からは「テレビばかりでなく絵本も読んでやりたい。」等の感想があり、子どもの読書活動に関するアンケート(平成29年度実施)において、読み聞かせを行う家庭の増加につながった。
学校等で活動する読み聞かせボランティアからも「我流でやっていたところを直すことができた」等の声があり、読み聞かせを通して子どもの心豊かな成長につながっている。

(2)子ども読書アドバイザーの研修会
研修会や情報交換を行い、アドバイザーのスキルや専門知識を向上することができた。

(3)乳幼児期等の読書習慣定着のための取組
新型コロナウイルスの影響によりイベントの実施が困難となる中、代替として令和2年度に実施した「子どもたちの好きな本」アンケートは、新聞・テレビで紹介され、より多くの県民に乳幼児期の読み聞かせについてPRすることができた。

(4)中学生・高校生ポップコンテスト
新型コロナウイルスの影響によりビブリオバトル支援事業は休止したが、ポップコンテストの対象を高校生まで拡充し、子どもたちが本を手に取るきっかけとすることができた。
国語科や学校図書室の取組により、学校(学年)単位での応募も多く、生徒の読書活動の推進につながっている。

財政課処理欄


子ども読書アドバイザー派遣事業は、実績を勘案し金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,317 0 0 0 0 0 0 0 1,317
要求額 1,317 0 0 0 0 0 0 0 1,317

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,281 0 0 0 0 0 0 0 1,281
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0