これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○事業目標・取組状況・改善点
【事業目標】
・海外体験・海外留学する高校生の増加
・大会参加者及び事業参加者の変容及び実践的英語力の向上
【取組状況】
・財政状況に応じて助成人数を調整しながら、海外体験・海外留学支援事業を継続
・文部科学省「トビタテ留学Japan」の推進(H30)
→文部科学省担当者を招いて、留学説明会を開催
・「ニュージーランドクライストチャーチ高校生架け橋プロジェクト」始動(H29〜)
・「鳥取県高校生理数課題研究等発表会優秀者派遣事業」始動(H30〜)
・国費による高等学校等海外派遣支援事業に申請(R1〜)
【改善点】
・高校生海外留学・海外体験における民間留学斡旋団体との連携強化
・高校生海外留学・海外体験説明会のオンライン開催(R3)
・英語弁論大会出場者数の適正化及び特別賞の設定認定(R3)
・令和3年度NZ派遣予定者について、令和4年度派遣事業に合流する形で延期(世界的な広がりを見せる新型コロナウイルス感染症感染対策の観点から)(R3)
これまでの取組に対する評価
○これまでの取組に対する評価
・高校生海外留学・海外体験の説明会への参加者が年々増加傾向にあるだけでなく、本説明会及び留学に関する問い合わせが断続的に寄せられている。本事業が、県内生徒及び保護者に徐々に浸透しつつあることを証左する事例と考えられる。
・年々、本県でも興味関心が高まる海外留学について、助成人数に制限があるとはいえ、県費での支援があることの意義や意味について、学校や保護者から感謝の意が伝えられるケースも少なくない。チャレンジに見合う高校生活を送っている生徒に、より高みを目指すための支援を施策として講じていることについて、地域社会から一定レベルの評価が得られていると思料。
・英語弁論大会における生徒の英語パフォーマンスが年々向上。大会成績がニュージーランド派遣に繋がることも大きなモチベーションになっている。自身の経験や知見を通した社会的・環境的問題をテーマに取り上げるケースも増えてきており、新学習指導要領で求められる教科横断的な学びを促進する一助にもなっている。
・クライストチャーチ及びバーモント州への派遣では、派遣生徒の得意や特性を生かした交流活動、発表活動、調査研究等ができており、帰国後の成長が著しい。加えて、より広く、深い世界を、自らの目で見てきたことにより、英語力においても、知識技能や思考・判断・表現においても、まだまだ不十分であることも認識し、帰国後の高校生活にさらに意欲的に取り組み、国際的に活躍できる人材を目指そうとする高い意欲の萌芽が確認できる。