事業名:
広域景観形成支援事業
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生活環境部 住まいまちづくり課 景観・建築指導室景観づくり担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和4年度当初予算額 |
3,400千円 |
3,943千円 |
7,343千円 |
0.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和4年度当初予算要求額 |
4,400千円 |
3,943千円 |
8,343千円 |
0.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
R3年度当初予算額 |
3,400千円 |
3,961千円 |
7,361千円 |
0.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:4,400千円 (前年度予算額 3,400千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:3,400千円
事業内容
1 事業の目的・概要
広域にわたる景観資源(日本風景街道、若桜鉄道、大山、ジオパーク等)を共有する複数の市町村が連携・協調して行う景観形成、保全・活用の取り組みを推進するため、これらの市町村が共同で策定する広域景観形成行動計画に基づく事業に対し助成を行う。
【広域的に景観形成に取り組む意義】
複数の市町村にまたがる景観資源を保全し、価値を高め、地域振興に活用していくためには、それぞれが別々に取り組んでいては効果が限定され非効率であるばかりか、逆効果をも生じかねない。これらの市町村が連携・協調し、統一的に取り組んでいくことによって、相乗効果を生み、良好な景観形成、観光促進や地域の活性化などの実現が期待できる。
2 主な事業内容
(単位:千円)
補助金名 | 補助対象事業・経費 | 交付
限度額 | 実施
主体 | 補助率 | 要求額 |
広域景観形成支援事業補助金 | 複数の市町村が共通の景観資源を核とし連携・協調して策定する広域景観形成行動計画に基づいて行う以下の事業 | | | | |
ア | ビューポイント(展望地)・滞留拠点(道の駅等)整備に要する経費
・基本構想策定経費(委託費や検討会経費)
・基本計画、基本設計、詳細設計
・施工費 | 500
/箇所 | 市町村 | 1/2 | 2,000 |
イ | 住民啓発のための研修、ワークショップ等の開催経費(講師謝金・旅費、会場費、需用費等)、広報等に要する経費(委託費等) | 100
/件 | 400 |
ウ | 景観への配慮を目的とする広告物、農業用資材等の改修又は交換等に要する費用、美化・緑化活動(ガードレール等の塗装、植栽管理)に要する費用及び民間事業者等が行うこれらの事業に対する補助に要する経費 | 1,000/市町村
(前年度500) | 2,000
(前年度
1,000) |
合計 | 4,400 |
3 背景
日本風景街道に登録されている「新因幡ライン」(国道29号(鳥取市〜兵庫県宍粟市)及び国道482号(八頭町・若桜町内))沿線は、日本の原風景と呼ぶにふさわしい四季折々の自然や農山村の景観や若桜鉄道等の歴史的価値のある文化的景観などの景観資源を多く有しており、鳥取自動車道(佐用JCT〜鳥取IC)の開通(平成25年3月)により国道29号の交通量が減少する中、平成28年3月に風景街道に登録されたことを契機に、沿線の民間団体を中心に沿道緑化等の景観づくりやイベント実施による地域活性化に取り組んでいる。
- 一方で、景観上好ましくない屋外広告物や景観を阻害している道路工作物等、行政が設置したものも含め数多く存在しており、個々の景観資源をつなぐルート全体の印象として良好な景観が形成されているとはいえず、観光振興などに活かすことができていない。
- そこで、八頭町及び若桜町エリアにおいて、沿線の景観を向上させ、観光促進・地域振興に繋げていくため、両町が中心となり、広告物、道路工作物等の整除、ビューポイント(展望地)・滞留拠点(道の駅等)の整備、景観資源の保全等を内容とする新因幡ライン景観形成行動計画を策定することとした。
- 両町、県の関係課で構成する新因幡ライン景観形成行動計画策定委員会を設け検討を行い(令和2年9月から計6回開催)、令和3年6月に策定。本行動計画の内容により景観形成に取り組むこととなった。
4 前年度からの変更点
ウ景観配慮対策事業について、間接補助事業の場合の補助率を、市町村が補助した額の1/2へ変更する。あわせて限度額を500千円から1,000千円へ引き上げる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・日本風景街道に認定されたR29新因幡ラインにおいて、景観を活かした地方創生、観光を促進するには、イベントだけでなく、静岡県で官民連携して取り組まれている景観を損ねる広告物の撤去・改修、ビューポイントから見える景観の整備など景観形成に向けた具体的な行動を盛り込んだ「景観形成行動計画」の策定など、市町村と連携した具体的なアクションが必要との指摘を議会から受けている。(平成30年11月、平成31年2月議会で福田議員より質問)
・これを受けて、新因幡ライン沿線の景観の保全・創出を官民連携で取り組むため、「新因幡ライン景観行政連絡会議」(事務局:東部地域振興事務所)が令和元年度に設立された。(令和元年度は4月、9月の2回開催)
<連絡会議構成員>
県(東部地域振興事務所(事務局)、緑豊かな自然課、住まいまちづくり課、八頭県土(国道482号道路管理者))
若桜町(賑わい創出課、農林建設課、伝統的建造物群保存推進室)、八頭町(企画課、産業観光課、建設課)
国交省鳥取河川国道事務所(国道29号管理者)
R29活性化委員会((株)遠藤農園)
・令和2年度は、両町、県、国土交通省等が連携して景観を改善する具体的な取り組みを行うため景観形成行動計画を策定するため、策定委員会を計4回開催。
・令和3年度は専門家を招いてのワークショップを含む計2回の委員会 を開催し、計画を完成させた。
これまでの取組に対する評価
国土交通省青木副大臣の視察や行動計画策定の第1回ワーキングとして実施した景観研修会や景観診断ワークショップにより、八頭町・若桜町が連携・協調して広域景観形成に取り組む機運が高まっている。策定した行動計画に沿って施策を実行し、良好な景観形成、観光促進や地域の活性化を実現するため、県の支援により、これらの取り組みを推進していく必要がある。
財政課処理欄
景観への配慮を目的とする広告物等への支援については、実績を勘案し金額を精査しました。なお、上限額は令和3年度同様に500千円/市町村としますが、間接補助事業の補助率を市町村補助額の1/2にすることについては認めます。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
3,400 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3,400 |
要求額 |
4,400 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,400 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
3,400 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3,400 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |