事業名:
とっとり高校魅力化推進事業
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教育委員会 高等学校課 高校教育企画室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和4年度当初予算額 |
27,034千円 |
4,732千円 |
31,766千円 |
0.6人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和4年度当初予算要求額 |
27,034千円 |
4,732千円 |
31,766千円 |
0.6人 |
0.0人 |
0.0人 |
R3年度当初予算額 |
24,504千円 |
0千円 |
24,504千円 |
0.6人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:27,034千円 (前年度予算額 24,504千円) 財源:単県
政策戦略査定:計上 計上額:27,034千円
事業内容
1 事業の目的・概要
生徒数の減少が進む中山間地域の高校の魅力化を推進し、県内外の中学生(保護者)が進学の選択肢として積極的に検討するような魅力ある「特色」の創造に取組み、情報発信を行うことで当該高校への進学を促す。
※これまでの取組み(R30〜/住環境整備、魅力化具体策の策定・実践、全国への情報発信)により、県外生徒の県立高校への入学者も増えてきている。(例;倉吉農業高校 H31:1名→R3:6名、日野高校 H31:0名→R3:10名)
※また、県外生徒達による探究学習の成果が、「鳥取県小中高児童生徒地域研究発表会」で最優秀賞、「全国高等学校郷土研究発表大会」では優秀賞(2位)を獲得。
※8年ぶりに、国立大学への進学実績のなかった高校から、県外生の進学者が出た。
2 主な事業内容
(1)高校魅力化事業
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | (新規)地元と連携した社会体験塾
(智頭農林高校)
| 学校で学んだことを活かし、地域住民や地元自治体の支援を受けながら、「古民家再生」など生徒が興味のある社会体験の取組を実施する。
※智頭町は、コーディネーター設置、運営チーム会議費、活動拠点使用料を負担 (活動拠点使用料は県と折半)
(これまでの取組)
R3年度は、地元事業者や地元自治体等と「魅力化検討チーム」を開催し、地域一体となった智頭農林高校生徒の人材育成について検討し、本事業を立案した。 | 3,281 | 0 | 新規 |
2 | 食に携わる人材輩出事業
(岩美高校) | 専門学校等への進学等を前提に将来の調理師、パテシエを輩出するためプロの指導を仰ぎ、生徒の技術、モチベーション等を向上させる。
(これまでの取組)
R2年度から福祉・フード類型を設置し、「調理」、「製菓」の科目を新設。また、調理設備等の環境整備を行った。 | 659 | 0 | R3はカリキュラム作成を実施 |
3 | 考古学探究事業
(青谷高校) | 青谷上寺地遺跡を活用し、「弥生文化探求」といった他校にない考古学の探究学習等を専門家等を招聘し、引き続き実施し、学校の魅力づくりを進める。
(これまでの取組)
R3年度から「弥生文化探究」の科目を新設し、従来からの科目「青谷学」「課題研究」と連携し、発掘体験や弥生土器の再現、古代米の再生などに取り組んだ。
R3年度は、第15回全国高校生歴史フォーラム(地歴甲子園)で最高の知事賞を受賞。(※土器の焼き方を探った実証実験) | 622 | 709 | |
4 | スマート農業実践事業
(倉吉農業高校) | 将来の地域の営農者や上級学校に進学する生徒を育成するため、ICTを活用したスマート農業の実践を実施する。 | 1,347 | 1,735 | |
5 | 県立高校の魅力磨き上げ | R3年度は、智頭農林高校の魅力化向上に向けて、先進地視察やワークショップを実施した。 | 0 | 5,084 | 廃止 |
計 | 5,909 | 7,528 | |
(2)PR等活動事業
| 区分 | 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 情報
発信 | (拡)SNS等を活用した魅力発信 | YouTubeに広告を掲載し、県外募集HPに誘導する。 | 2,310 | 1,500 | 首都圏での広告を追加 |
2 | (拡)テレビ、ラジオ等を活用した全国向け高校の魅力発信 | テレビ、ラジオ番組等を活用し、主に中山間地域の高校の魅力について全国に情報発信を行う。 | 7,150 | 5,000 | テレビ番組の活用を追加 |
3 | 県外生徒
募集活動 | 県外生徒の募集活動 | これまでも実績のある都市部の中学生・保護者と高校のマッチングイベントに加し、生徒募集活動を行う。 | 2,805 | 2,915 | |
4 | 県外生徒の親子体験入学ツアー | 実際に中学生等に学校を体験してもらうツアーを実施し、学校の魅力を知ってもらう。 | 1,922 | 1,423 | |
5 | 県外生徒の受入環境整備事業 | 県外生の下宿受入れ補助金、私立高校の寮の利用に係る負担金等、県外生受入先の支援を行う。 | 4,838 | 4,038 | |
6 | 県外出身アスリート生徒の生活支援事業 | 八頭町と協調し、県外から八頭高校に勧誘したホッケー選手の生活費の支援を行う。 | 2,100 | 2,100 | |
計 | 21,125 | 16,976 | |
事業総計 | 27,034 | 24,504 | |
3 事業の成果・効果
(1)背景
県内中学校の卒業生は減少の一途にあり、このままでは学校規模の縮小による学校の活力(個々の競争力の低下や部活動のチームが組めない等)が低下が懸念される。
(2)前年度からの変更点
智頭農林高校での魅力化の実践のほか、民間等の県外生徒の受入れ可能先の調査業務委託、魅力化校が連携した推進母体の設立をを行う。
(3)成果
令和3年度入試では、県外生徒の募集イベントへの参加を通じ、倉吉農業高校に6名、日野高校に10名の生徒が県外から入学。昨年よりも県外からの入学生が増加した。
また、魅力化に取り組んでいる学校で、県外から目的意識を持って入学した生徒が、他の生徒も巻き込みながら探究活動に取り組み、ジュニア郷土研究大会(鳥取県小中高児童生徒地域研究発表会)等に参加し、最優秀賞を受賞。続く下級生たちも同コンクールで2年連続最優秀の県知事賞を受賞(3連覇)。さらには国立大学への進学者も出るなど、学校の活性化に大きく寄与している。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
県内中学校卒業者数が減少する中、中山間地域の県立高校の魅力化・特色化を図ることにより、県内外からの入学生を増加させ、学校の規模を維持し、学校の活性化を図る。
<取組状況・改善点>
・これまで中山間地域の小規模県立高校を中心に具体的な魅力化策を検討し、実践(スマート農業、地域課題解決のICT活用など)したほか、人気ラジオ番組を活用した全国への高校の魅力発信、県外からの生徒の住環境の整備に取り組んできた。
・今後の課題としては、これまでの取り組みの見直しや県外生徒を受け入れるための住環境が不十分であることから地域にあった方法で、県外生徒の受入環境を整備していくことが必要。
これまでの取組に対する評価
これまでの取組状況の成果として、令和3年度入試では、小規模校への県外からの進学者数を増加させるとともに、令和4年度入試に向けても県外からの問合せや視察訪問が増加するなどの効果が表れている。
今後も積極的に県内外に向けて県立高校の魅力化を発信し、県外からも生徒を獲得することで県立高校の活性化ひいては学校を中心とした地域の活性化を図っていく必要がある。
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
24,504 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
24,504 |
要求額 |
27,034 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
27,034 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
27,034 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
27,034 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |