これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・英検IBAを中学2年生全員に受検させることで、国が示している目標値(英検3級レベル以上 全体の5割以上)の達成状況を県として把握することが可能となる。
・令和5年度全国学力・学習状況調査では、中学校における英語調査も実施予定であり、これを見据え、県教育委員会として県内中学生の学力を把握する必要があり、結果を踏まえて個別の学校及び市町村教育委員会への指導助言を行う予定である。
・英検IBAで生徒の英語力を把握し、分析し、今求められている学力を生徒に身に付けさせるため、各学校で授業改善に取り組みたい。
・受検レベルについては、C〜Eを受検可能としていたが、受検テストレベルによって結果が大きく異なっていることが分かり、令和4年度についてはテストDでの受検を全県公立中学校等で実施し、生徒の英語力を確実に把握する予定である。
・令和5年度以降は、4技能を測ることのできる調査やとっとり学力・学習状況調査等の導入に係る検討をしていきたい。
これまでの取組に対する評価
・鳥取県においても、国のめざす目標値に達してはいないが、年々生徒の英語力が向上している。
・本事業(英検IBAの受検)を契機に、外部試験を受け、資格取得に挑戦する生徒もみられた。
・県教育委員会として、国が示している目標値(英検3級レベル以上全体の5割以上)の達成状況を客観的なデータに基づき、把握することができ、特に課題がみられた学校については、「新学習指導要領の趣旨を踏まえた小中学校外国語科の授業づくり」をもとに授業改善に向けて個別に指導助言を行うことが可能となった。
・英検IBAの受験は、調査することのみが目的ではなく、状況を把握し、分析し、課題に対応するための策を持つために有効であった。