これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
関係者と連携し、県独自のシステムの整備、運用、周知を円滑に進める。
<取組状況>
○令和2年4月から県民の財産である県有種雄牛の精液等について、精液そのものの流通だけでなく精液等により生まれた子牛も管理する契約を家畜人工授精師等と締結
○本県では契約に基づき和牛精液等遺伝資源のリアルタイムの流通管理のため、全国システムを活用した遺伝資源管理に取り組む。
全国システムのシステム機能強化のための整備が遅れているため、令和3年度からの2カ年での事業を実施予定。
これまでの取組に対する評価
〇契約が必要な県内家畜人工授精師及び農家とは概ね契約を締結しており、県有種雄牛の遺伝資源管理が行われている
県内生産者の契約締結数(令和3年10月現在)
寄託契約:106件 使用許諾契約:307件 譲渡契約:128件
〇県単独によるシステム整備ではなく、全国システムの活用による遺伝資源管理は、コスト面だけでなく、全国流通する精液等も管理していく上で有用である。令和3年度からの取組開始により、遺伝資源管のさらなる強化が期待される。