これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事業目標】
・採種穂園の適切な維持管理を行い、安定した種子生産量を確保する。
・再造林面積の拡大に備え、コンテナ苗の生産体制を整備する。
【取組状況】
◯県営採種園の維持管理
・県営採種園の下草刈り、薬剤散布を実施した
・安定した種子採取量を確保するため、着果促進、樹形誘導等を実施した。
・令和3年度維持管理効率化のため、作業道を作設した。
◯県営採種園の造成
・平成18年度に抵抗性アカマツの採種園を造成(0.50ha)した。
・平成24年度に抵抗性クロマツの採種園を造成(0.45ha)した。
・平成28年度に少花粉ヒノキ採種園(0.40ha)を造成した。
・平成30年度〜令和2年度に少花粉スギミニチュア採種園(0.12ha)を造成した。
◯種子採取及び精選
・精英樹ヒノキ、抵抗性アカマツ、抵抗性クロマツ、少花粉スギ、少花粉ヒノキの種子を採種した。
【改善点】
・採種園維持管理において、特に専門的知識を必要とする作業のノウハウ蓄積が必要
これまでの取組に対する評価
◯県営採種園の適正な維持管理を行い、県内苗木生産者に品質特性の優れた種子を供給できた。
◯平成27年度から県内苗木生産者が行うコンテナ苗生産基盤施設整備に対する支援を行い、コンテナ苗の供給体制の向上に寄与できた。