(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度から
の変更点 |
1 | とっとり農山村資源保全活動推進事業 | 以下業務をNPO法人や地域活性化団体等の民間団体へ委託する。(県東部、中部、西部の3地区)
創意工夫による効果的なボランティア派遣や保全活動が行われ農村の保全・活性化につながるように、「農山村ボランティア」を募集・派遣する。加えて、関係機関との連携や検討会の開催等、農山村の地域活性化に向けた企画立案・実施を行い、ボランティアの地域定着、移住定住の推進や関係人口の増加へつなげる。 | 9,552
(9,552) | 10,633
(10,633) | 3年契約の2年目による必要経費の減による減額 |
2 | 共生の里推進加速化事業 | 企業と農山村集落が協定を締結し、企業・集落双方にメリットがある農地等の保全活動や営農支援、6次産業化などの取組みを行う場合に、必要経費を支援する。また、新規協定締結促進のための単年度支援を拡充し実施する。
・実施主体 市町村
・補助率 県2/3、市町村1/3
・補助上限 1〜3年目:600千円/地区、4〜5年目:300千円/地区
単年度支援:210千円/地区【拡充】
・R4要求地区数 新規1年目1地区、単年度支援5地区【拡充】 | 1,100
(1,650) | 1,600
(2,400) | 継続地区の補助終了に伴う減及び新規協定締結促進に向けた支援による増 |
3 | むら・まち支え合い共生促進事業 | 県下4市の町内会や地区公民館と農山村集落が協定を締結し、農地等の保全活動を協働で行うとともに、農作業体験・農村体験などの交流を行う場合に、必要経費を支援する。また新規協定締結促進のための単年度支援を拡充し実施する。
・実施主体 市町村
・補助率 県2/3、市町村1/3
・補助上限 1〜2年目:390千円/地区、3年目:195千円/地区
単年度支援:210千円/地区【拡充】
・R4要求地区数 新規1年目1地区、単年度支援1地区【拡充】 | 400
(600) | 260
(390) | 新規協定締結促進に向けた支援による増 |
4 | 委員会開催費 | 今後の農山村ボランティア、とっとり共生の里等の事業推進への反映、改善等を行う第三者委員会を開催するための経費。 | 56
(56) | 56
(56) | なし |
5 | 県事務費 | 連絡調整、現地調査、補助金事務に関する経費 | 168
(168) | 168
(168) | なし |
合計 | 11,276
(12,026) | 12,717
(13,647) | |
※()内は末端事業費
3 背景
中山間地域では高齢化や担い手不足から、集落のみで行う農業生産基盤等の維持管理も含めた保全活動が困難化した集落が急増しており、これに伴う住民の閉塞感も高まっている。
このため、農地や農業用施設の有する多面的機能の良好な発揮と地域住民活動の活性化を図ることを目的とした「鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金」の運用益等を活用し、農山村ボランティアや社会貢献に前向きな企業や市街地自治会等、地域外の多様な外部サポーターとの協働による新たな取り組みにより農業・農村の資源保全を行おうとする集落を支援し、農山村集落の活性化を図る。
また、共生の里推進加速化事業及びむら・まち支え合い共生促進事業について、近年新規協定締結が伸び悩んでいるため新規協定につながる単年度のお試し期間の支援を行う。