まんが・アニメツーリズム推進事業

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交流人口拡大本部　まんが王国官房　まんが王国戦略担当　

電話番号：0857-26-7801 E-mail：mangaoukoku@pref.tottori.lg.jp

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト (A+B)	正職員	会計年度任用職員	特別職非常勤職員
令和４年度当初予算額	27,169千円	6,309千円	33,478千円	0.8人	0.0人	0.0人
令和４年度当初予算要求額	34,903千円	6,309千円	41,212千円	0.8人	0.0人	0.0人
R3年度当初予算額	24,131千円	6,337千円	30,468千円	0.8人	0.0人	0.0人

事業費

要求額：34,903千円　（前年度予算額 24,131千円）　　財源：単県　

一般事業査定：計上　　　計上額:27,169千円

事業内容

１　事業の目的・概要

まんがやアニメを活かした本県の情報発信や観光誘客を促進するため、国内外へのプロモーションや県内周遊の仕組みづくりなどを行う。

２　主な事業内容

（単位：千円）

	細事業名	内容	要求額	前年度予算額	前年度からの変更点
１	国内観光客周遊企画	ファンの来県が見込まれる時期に作品ゆかりの地の周遊企画を展開し、県内周遊・滞在時間の延長を促す。	３，０００	２，０００	電子ラリーから紙ラリーへの変更
２	水木しげる展覧会連携	“妖怪”をメインテーマとした水木しげる展覧会と連携しまんがをテーマにした本県の情報発信を行う。	３，５００	０	新規
３	漫画「四十七大戦」連携	鳥取県が主人公の都道府県擬人化バトル漫画「四十七大戦」と連携し、本県の情報発信と観光誘客の促進を図る。	３，５００	３，５００
４	鳥取県ゆかりの漫画作品との連携	鳥取県ゆかりの漫画作品と連携し、聖地巡礼マップを作成する等により本県への誘客促進を図る。	２，０００	０	新規
５	妖怪文化をテーマにしたKADOKAWA・他自治体との情報発信	KADOKAWAや他自治体と共同で妖怪文化をテーマにした情報発信を行う。	２，１５０	２，１５０
６	訪日外国人向けまんが王国とっとり満喫周遊パスの発行	訪日外国人観光客の県内周遊を促進するため、まんが王国とっとりの主要観光施設をお得に巡る施設入場パスを発行する。	２，５００	２，５００
７	海外プロモーション	まんがをアイキャッチにまんがと親和性のある海外催事等へ出展し情報発信を行う。・時期　令和４年７月、８月頃・場所　香港、台湾、上海	６，９４３	４，９８１	上海プロモーションの追加
８	動画を活用した情報発信	鳥取県内のまんが関連施設等の魅力ある動画で情報発信し、本県への訪問の動機付け、誘客のきっかけをつくる。	２，３１０	０	新規
９	アニメ資源活用誘客促進補助金	まんがアニメの地域資源を活かして観光誘客等の取組を行う市町村等を支援する。	９，０００	９，０００






合計			３４，９０３	２４，１３１

３　事業の背景

アニメツーリズムが新しい旅のかたちとして人気を集めている。平成２８年度には一般社団法人アニメツーリズム協会が設立され、本県も入会した。同協会が平成２９年度に行った「日本のアニメ聖地８８」には、本県から、境港市（水木しげるロード）、北栄町（青山剛昌ふるさと館）、倉吉市（ひなビタ♪）の３ヶ所が選定された。（平成３０年度、令和元年度も継続選定）

新型コロナウィルスの影響で縮小している観光需要を喚起するとともに、周遊を促す企画で県内滞在時間及び消費支出の増加に繋げる取組が求められている。
鳥取県にゆかりのある漫画と連携した取組を行い、漫画を切り口にした効果的な情報発信で本県への誘客促進を図る必要がある。
コロナ後のインバウンド回復をにらみ、訪日外国人観光客向け割引パスの販売や対象地域でのプロモーションなどにより、海外からの誘客を促進する施策を行う必要がある。
関係機関と連携しつつ、まんがアニメの地域資源を活かした観光誘客を進めていく。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

　まんがアニメゆかりの地を旅する「聖地巡礼」が「旅の動機付け」としてブームとなっている。まんが王国を標榜する本県にとって絶好の機会であり、認知度向上と具体的な誘客促進に繋がる取組を行っていく。
　新型コロナウィルスの影響で疲弊した観光産業の回復を後押しするため、国内観光客及び国外観光客の両面でアニメツーリズムの推進を目指す。国内観光客に対しては、まんがアニメファンの県内周遊滞在を促進する企画を実施し、宿泊や物産購入など経済波及効果をねらう。国外観光客に対しては、該当国の催事出展で認知度向上を図るとともに、割引パス発行等で本県への来県動機付けを図る。
　当官房の強みとしてまんがアニメ作品や関連団体との連携事業があげられる。「四十七大戦」や、KADOKAWAとの連携により、効果的な情報発信を行う。
　地域のまんがアニメ資源を活用した取組を支えるため、補助制度で支援する。

これまでの取組に対する評価

　まんがアニメをアイキャッチに実施する周遊促進企画は、ファンの関心を強く誘うものであり、一定の効果が見られる。
　漫画「四十七大戦」の舞台化が令和元年度に実施され、東京都内と鳥取県内で公演が行われた際には、熱心なファンが日本全国から来県し、飲食宿泊物販等で地域活性化に繋げることができた。コロナ収束後の舞台開催に向け準備を進める必要がある。
　訪日外国人観光客向けのまんが王国とっとり満喫周遊パスは、鬼太郎やコナンをアイキャッチにしたパスが海外でも話題となり、来県の動機付けとなった。
　新型コロナウィルスの感染拡大により、他の観光施策同様、アニメツーリズムも停滞を余儀なくされている。感染の動向を明確に見通すことは困難であるが、来たるべき再開時に迅速に対応できるよう体制を整えておくことが必要と考える。

財政課処理欄

　動画を活用した情報発信は費用対効果の点で疑問があります。その他金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
前年度予算	24,131	0	0	0	0	0	0	0	24,131
要求額	34,903	0	0	0	0	0	0	0	34,903

財政課使用欄(単位：千円)

区分	事業費	一般財源
計上額	27,169	27,169
保留	0	0
別途	0	0

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