現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和4年度予算 の 交流人口拡大本部のロシア極東地域交流推進事業
令和4年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

ロシア極東地域交流推進事業

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交流人口拡大本部 交流推進課 ロシア・欧米交流担当 

電話番号:0857-26-7240  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和4年度当初予算額 3,821千円 15,772千円 19,593千円 2.0人 0.0人 0.0人
令和4年度当初予算要求額 3,821千円 15,772千円 19,593千円 2.0人 0.0人 0.0人
R3年度当初予算額 3,821千円 15,842千円 19,663千円 2.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,821千円  (前年度予算額 3,821千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:3,821千円

事業内容

1 事業の目的・概要

ロシア極東地域との長年の友好交流関係を一層発展させるため、以下の事業を実施する。

    (1)青少年等人的交流 (2)交流地域での鳥取県PR
    これまで、当該事業により、県内とロシア極東地域に様々な分野で「顔の見える交流相手」が増え、本県は、国内で最も日ロ交流が盛んな地域と評されるようになった。
    今後、観光交流の多角化推進等による県内経済の活性化等の具体的な成果に結びつけていくため、基盤となる交流人口を増やす取組を継続して実施する。
    なお、新型コロナウイルス感染症の影響により安全な相互訪問ができない場合は、可能な限りリモート交流などの代替事業を実施する。

2 主な事業内容

海外渡航を伴う事業については、新型コロナウイルス感染症の状況によって実施可否を判断し、実施困難な場合は代替事業を検討する。

                                                                     (単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
オンライン囲碁交流鳥取県囲碁連盟と沿海地方囲碁連盟との間でオンライン囲碁対局を実施する(2021年秋頃)。
標準事務費
0
新規
ロシア極東囲碁交流団の受入れ沿海地方在住者を中心としたロシア極東囲碁交流団(12名程度)を受入れ、県内の囲碁愛好家との交流対局、囲碁講習会、両地域の文化紹介等を実施する(2021年11月頃)。
標準事務費
標準事務費
なし
沿海地方学生環境学習交流団の受入れ沿海地方パルチザンスク市の青少年環境学習団(10名程度)を受入れ、修立こどもエコクラブ(小学生・中学生・保護者)・中海エコクラブ等との交流や環境関係施設の視察等を実施する(2021年8月頃)。
標準事務費
標準事務費
なし
ロシア極東柔道交流団の受入れ沿海地方在住の青少年柔道交流団(10名程度)を受入れ、鳥取市武道館等で同世代・同階級の選手との交流、試合、県内視察及び文化体験等を実施する(2021年8月頃)。
標準事務費
標準事務費
なし
ロシア極東地域日本語履修者交流団の受入れ将来の鳥取県サポーターを育成するため、ロシア極東地域で日本語を履修し、かつ日本への関心が高い青年(8名程度)を招聘し、ロシア極東市場に係る意見交換(マーケットリサーチへの協力)、県内大学生等との交流、県内視察及び文化体験等を実施する(2022年3月頃)。
標準事務費
標準事務費
なし
ロシア沿海地方バスケットボール交流団の受入れ沿海地方在住の青少年バスケットボール交流団(13名程度)を受入れ、同世代の選手との交流、試合、県内視察及び文化体験等を実施する(2021年7月頃)。
標準事務費
標準事務費
なし
ドラゴンカヌー交流団の沿海地方派遣東郷湖ドラゴンカヌー協会所属選手(12名)を沿海地方に派遣し、沿海地方知事杯への出場、現地団体との交流、現地視察及び文化体験等を実施する(2021年7月頃)
1,913
1,913
なし
サハ共和国文化交流事業文化団(5名)をサハ共和国に派遣し、県の伝統文化等を紹介するイベント(展示会等)を開催する(2021年9月頃)。
1,400
1,400
なし
鳥取県文化デイズ文化団(2名)を沿海地方又はハバロフスク地方に派遣し、鳥取の文化をテーマとしたイベント(公演・展示会・ワークショップ等)を開催する。
508
508
なし
合計
3,821
3,821

3 背景

日露両首脳による友好醸成を背景に、日露両政府は2020年・2021年で日露地域交流年を開催しており、新型コロナウイルスの影響で事業実施数は伸び悩んではいるが、リモート等で工夫して両国で交流事業が実施されている。日露交流に両国の注目が集まる中、日露交流のフロントランナーとして存在感を示すことで、ロシア全土への情報発信やインバウンド増加等につなげることができる。
2020年4月以降は、新型コロナウイルス感染症の影響により、海外渡航を伴う事業は延期又は中止している。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【事業目標】
各種事業を契機に県民のロシアに対する理解向上、ロシアとの交流人口の拡大及び民間交流を促進する。

【取組状況・改善点】
(1)沿海地方とは、1991年10月の友好交流の覚書締結以降、スポーツ・文化・青少年学習分野を中心に交流を継続している。特に2009年の環日本海航路定期貨客船の就航以降、両地域の交流は飛躍的に拡大し、2010年5月に友好交流協定を締結した。これまで鳥取週間事業(2009年9月、2016年2月)、ウラジオストク市150周年記念行事への出席(2010年7月)、両地域の友好交流20周年事業(2011年9月)、25周年事業(2016年8月、11月)、友好交流協定締結10周年(友好交流30周年)(2021年10〜2022年1月)といった大型行事を始め、スポーツ・文化・青少年・学術・経済等の幅広い分野での交流事業を実施している。

(2)ハバロフスク地方は極東地域の中心地であり、環日本海定期貨客船航路とシベリア鉄道の連結による物流ネットワークの確立を目指すことを念頭に、2010年11月に友好交流に関する共同声明を締結した。その後、鳥取県農産物展示会等の開催(2010年12月)、第5回シベリア・極東地域国際社会福祉フォーラムへの出席(2011年6月)、鳥取県写真展&民工芸品展の開催(2011年6月)、「第1回国際儀仗隊フェスティバル」への鳥取商業高校吹奏楽部の参加(2011年10月)、第14回ハバロフスク国際見本市への出展(2012年9月)を実施するとともに、環日本海航路定期貨客船を利用した鳥取県産農産物の輸出販売等を行っている。2014年3月、2016年9・10月、2018年3月、2019年10月に鳥取県文化デイズを実施し、地道に交流の裾野を拡げている。

(3)来年度もこれまで培ってきた友好交流の歴史及び将来への友好的な交流継続を目指し、周年事業に加え、各種交流事業の機会に多くの県民に対ロシア交流を知ってもらう機会をあらゆる分野で創出していく。

これまでの取組に対する評価

(1)これまでの取組により、沿海地方における鳥取県の認知度は非常に高くなっている。更に幅広い分野での交流が発展するための基盤は確立されつつある。この状態を維持・発展しつつ、アジア太平洋地域への玄関口として役割が拡大している沿海地方との更なる関係強化が必要。

(2)ハバロフスク地方においても、いずれの取組についても参加者の評価は高いが、両地域の交流の歴史がまだ長くないこともあり、鳥取県の認知度は徐々に浸透している段階。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,821 0 0 0 0 0 0 0 3,821
要求額 3,821 0 0 0 0 0 0 0 3,821

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 3,821 0 0 0 0 0 0 0 3,821
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0