これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇事業目標
各種交流を通じて、今後の交流の継続・発展並びにさらなる民間交流の促進を図る。
また、第2アリアンサ鳥取村への日本語指導員派遣事業の継続等を通じ、第2アリアンサ鳥取村との友好関係を更に深化させる。
〇取組状況
留学・研修を通じて、県内で専門的な知識・技術を学ぶことができている。
また、留学・研修中に日本語能力を向上させ、帰国後の鳥取県人会で重要なポジションにつく者もいる。
研修員・留学生は鳥取県滞在中傘踊り等の伝統芸能の習得や母県への理解を深める活動に積極的に参加している。また、地域で開かれる国際交流イベントやその他地域住民との交流の場へ積極的に参加し、県民の方の国際理解に資する活動を行ってきている。
〇改善点
令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、往来を伴う交流ができなかった。オンラインによる日本語授業を行っているが、オンラインを活用した事業をさらに検討していく必要がある。
これまでの取組に対する評価
本事業は、専門的な知識・技術を学ぶだけでなく、日本語・日本文化を学ぶ機会にもなっており、帰国後のブラジル移住者の地位向上に貢献している。
また、これまで本事業に参加したOBやOGがブラジルに帰国した後、ブラジル鳥取県人会において積極的に活動に参加し、自らが鳥取県で経験したこと、感じたことを伝え後輩の育成等を行っている。
本事業参加経験者が鳥取県とブラジルとの交流を継続し、深めていく上で欠かせない人材となっていることから、今後も鳥取県とブラジルの交流促進において中心となるような人材の育成が期待できる。